intra-mart Accel Platform IM-Workflow ユーザ操作ガイド 第13版 2020-04-01

5.2. 案件一覧

5.2.1. 「案件一覧」画面の機能と各部の説明

「案件一覧」画面の内容は以下の通りです。

../../_images/matters1.png
  1. タスク状態

    タスク(案件)の状態を切り替えます。
    タスク(案件)の状態は、以下が存在します。
    • 一時保存
    • 未処理
    • 処理済(未完了案件)
    • 参照(未完了案件)
    • 未確認(未完了案件)
    • 確認済(未完了案件)
    • 処理済(完了案件)
    • 参照(完了案件)
    • 未確認(完了案件)
    • 確認済(完了案件)
  2. 未処理件数

    未処理タスクが存在する場合、件数を表示します。
    以下のタスク状態の場合、件数を表示します。
    • 一時保存
    • 未処理
    • 未確認(未完了案件)
    • 未確認(完了案件)
  3. リロード

    未処理件数、フロー/フローグループツリー、リストをリロードします。

  4. ヘッダ開閉

    グローバルメニューの開閉をします。
    グローバルメニューを閉じることで、より多くのフローを画面に表示できます。
  5. フローグループツリー開閉

    フローグループツリーの開閉をします。
    フローグループツリーを閉じることで、より多くの列項目を画面に表示できます。
  6. フローグループツリー

    選択したタスク状態で存在する案件のフローグループ/フローのツリーを表示します。
    ツリーの最下層のフローには、件数を表示します。
  7. 連続処理エリア開閉

    連続処理エリアの開閉をします。
    連続処理エリアについては、「「連続/一括処理」エリアの説明」を参照してください。
  8. 一括処理エリア開閉

    一括処理エリアの開閉をします。
    一括処理エリアの詳細は、「「連続/一括処理」エリアの説明」を参照してください。
  9. My検索条件選択

    登録した検索条件セットを切り替えます。
    選択した検索条件セットは「絞込み条件」エリアに条件として設定されます。
    My検索条件の詳細は、「「絞込み条件」エリアの説明」を参照してください。
  10. 検索条件エリア開閉

検索条件エリアの開閉をします。
検索条件エリアの詳細は、「「絞込み条件」エリアの説明」を参照してください。
  1. 設定エリア開閉
設定エリアの開閉をします。
設定エリアの詳細は、「「設定」エリアの説明」を参照してください。
  1. 一覧
選択したタスク状態、フロー/フローグループで、該当する案件を表示します。
  1. 処理アイコンエリア
リストの任意案件(行)を選択すると、処理アイコンエリアを表示します。
各アイコンを選択することで、該当案件の処理やフローの参照、履歴画面の表示ができます。

コラム

未処理件数、フローグループツリーの案件件数の更新タイミングは以下の通りです。
何もアクションを起こさない場合、件数は更新されません。
  • 案件一覧画面遷移
  • タスク状態変更
  • リロードボタン押下
  • 引戻し、振替、一時保存からの申請実施時
  • 一括処理実行時

コラム

ワークフロー管理者は、一覧表示パターン設定で、表示する項目や列幅を指定できます。
全列の幅を固定していた場合、ウィンドウ枠のサイズに対し、テーブルサイズが小さくなる場合があります。
その場合、処理アイコンエリアがテーブル外に表示されるため押下できません。
ウィンドウサイズをテーブルサイズに合わせることで、処理アイコンエリアがテーブル上に表示されるため、利用できます。

コラム

タスク状態、ヘッダ開閉、検索条件、フローグループ選択、連続/一括処理状態は、ブラウザのローカルストレージに保存します。
そのため、処理画面遷移後も処理前の入力内容を保持して、案件一覧を開くことができます。

5.2.2. 「連続/一括処理」エリアの説明

「連続/一括処理」エリアの内容は以下の通りです。

../../_images/matters2.png
  1. 選択解除ボタン

    選択対象を解除します。

  2. 処理開始ボタン

    選択した対象の連続/一括処理を開始します。

  3. 処理者

    連続/一括処理する処理者を選択します。
    一括処理の場合に表示します。
  4. 担当組織

    連続/一括処理する担当組織を選択します。
    一括処理の場合に表示します。
  5. 連続/一括処理チェック

    連続/一括処理する対象を選択します。
    一括処理の場合、一括処理可能な案件のみ表示します。

コラム

未処理タスクに対して、一括処理で行える処理種別は、「承認」のみです。
処理するノードの直後に、縦配置ノード/横配置ノードがあり、展開されていない場合にはエラーが発生します。
ワークフロー管理者は、一括処理機能の使用可否を設定できます。初期設定では使用可能に設定されています。使用不可に設定されている場合は、一括処理はできません。

コラム

担当組織「所属なし」について
「所属なし」は、ユーザがどの組織にも所属していないことを表すのではなく、担当組織情報を指定しないことを意味します。
「所属なし」を選択すると、担当組織情報なしで承認を行える案件のみが表示されます。

コラム

担当組織の期間化について
組織情報が期間化されており、期間によって組織名称が異なる場合、本来は「処理者」が処理可能な案件の申請基準日によって、画面に表示すべき「担当組織」の名称は異なります。
当画面の「担当組織」表示の動作仕様としては、一括処理/一括確認が可能な案件に紐付く組織名のうち、代表として最新の組織名を表示します。

5.2.3. 「絞込み条件」エリアの説明

「絞込み条件」エリアの内容は以下の通りです。

../../_images/matters3.png
  1. My検索条件を登録

    My検索条件を登録します。
    絞込み条件に設定している内容を、My検索条件として登録します。
  2. My検索条件を編集

    My検索条件が選択されている場合に表示します。
    登録済みMy検索条件の名称変更、削除が実施できます。
  3. 絞込み条件

    リストを絞込む条件を設定できます。
    My検索条件が選択されている場合、その条件が表示されます。
    検索条件に指定できる項目の詳細は、「検索条件に指定できる項目」を参照してください。
  4. 絞込みボタン

    絞込み条件に設定している内容で、リストの絞込みを実施します。

  5. クリアボタン

    絞込み条件に設定している内容をクリアします。

コラム

絞込み条件の利用について
IM-Workflow の各種一覧画面で設定できる検索条件では、以下の条件で検索を行います。
  • フリーワード入力が可能な項目に関しては、入力された文字全てを1つの単語として検索を行います。
    半角スペースなどを含めた文字列を設定した場合は、半角スペースなども含めた1つの単語とみなします。
    2つの単語によるAND/OR検索はできません。
  • フリーワード入力が可能な項目に関して、入力された文字の大文字・小文字を区別して検索を行います。

コラム

ワークフロー管理者によって、一覧表示パターン定義画面で、各パターン定義に初期検索条件が設定されている場合、初期表示時にその条件が設定された状態で表示されます。

5.2.4. 「設定」エリアの説明

「設定」エリアの内容は以下の通りです。

../../_images/matters4.png
  1. テーブルサイズ変更

    リスト表示する文字の大きさを変更します。
  2. テーブル表示モード

    リスト表示する一覧項目がウィンドウからはみ出す場合の表示モードを変更します。

コラム

テーブル表示モードについて
  • 「横スクロールで表示する」を選択した場合
    はみ出した一覧項目は横スクロールによって表示されます。
  • 「はみ出した一覧項目を非表示にし、折り畳みで確認する」を選択した場合
    はみ出した一覧項目は非表示となり、横スクロールバーは表示されません。
    リストの任意案件(行)を選択することで、非表示となっていた一覧項目が下に展開されます。
    なお、展開する際にアイコン項目はアイコンサイズに合わせた適切な幅へ、その他の項目はウィンドウサイズに合わせた適切な幅へ自動で調整されるため、一覧表示パターンに設定された表示幅は反映されません。
    ../../_images/matters5.png
    このモードでは、折り畳みを一括で開閉する操作を提供しています。
    折り畳みエリアに一覧項目が存在しない場合は何も動作しません。
    1. 全て開く

      全ての案件(行)の折り畳みを開きます。

    2. 全て閉じる

      全ての案件(行)の折り畳みを閉じます。

5.2.5. 「参照(未完了案件・完了案件)」選択時にできること

「参照(未完了案件・完了案件)」選択時の画面の内容は以下の通りです。

../../_images/matters6.png
  1. 選択済み参照範囲

    選択されている参照範囲を表示します。
    押下することで参照範囲選択ダイアログを表示します。
  2. 参照範囲選択ダイアログ

    参照範囲を選択します。
    ../../_images/matters7.png
  3. 処理アイコンエリア

    リストの任意案件(行)を選択すると、処理アイコンエリアを表示します。
    各アイコンを選択することで、「案件操作」画面の表示や案件の削除ができます。

コラム

参照範囲について
「参照(未完了案件・完了案件)」選択時はリソースの実行権限によって以下の参照範囲が選択できます。
  • 「全案件」
    すべての案件を参照できます。
    すべての案件を案件操作、案件削除できます。
    「ワークフロー - ワークフロー管理者 - 参照」に対する実行権限を持っている場合に選択できます。
  • 「管理対象案件」
    所属する管理グループの管理対象となっているフローの案件を参照できます。
    案件操作権限が付与されていれば案件操作、案件削除できます。
    「ワークフロー - ワークフロー運用管理者 - 参照」または、「ワークフロー - ワークフロー監査者 - 参照」に対する実行権限を持っている場合に選択できます。
  • 「個別設定案件」
    参照者として設定されているフローに紐づく案件を参照できます。
    案件個別で参照者として設定されている案件を参照できます。
    案件操作権限が付与されていれば案件操作できます。案件削除はできません。
    「ワークフロー - ワークフローユーザ - 参照」に対する実行権限を持っている場合に選択できます。
選択できる参照範囲が1つのみの場合、参照範囲選択ダイアログを表示できません。

コラム

「案件操作」画面について
「参照(未完了案件・完了案件)」選択時は「案件操作」画面をサブウィンドウで表示します。
画面遷移で表示された「案件操作」画面と比べ以下の差異があります。
  • 戻るアイコンは表示されません。
  • 閉じるアイコンが表示されます。
  • 終了ノードへ移動、または案件削除を行った際は、サブウィンドウが閉じられ、
    「案件一覧」画面の件数、フローツリー、リストの情報が更新されます。
「案件操作」画面の詳細は、「 IM-Workflow 管理者操作ガイド 」 - 「 案件操作を活用する 」を参照してください。

5.2.6. 「過去案件」選択時にできること

「過去案件」選択時の画面の内容は以下の通りです。

../../_images/matters10.png
  1. 選択済み参照範囲

    選択されている参照範囲を表示します。
    押下することで参照範囲選択ダイアログを表示します。
  2. 参照範囲選択ダイアログ

    参照範囲を選択します。
    ../../_images/matters7.png
  3. 選択済み年月

    参照対象の年月を表示します。
    カレンダーアイコンを押下することで年月選択コンポーネントを表示します。
  4. 年月選択コンポーネント

    参照対象の年月を選択します。
    ../../_images/matters11.png
  5. 処理アイコンエリア

    リストの任意案件(行)を選択すると、処理アイコンエリアを表示します。
    各アイコンを選択することで、案件の情報表示や削除ができます。

コラム

参照範囲について
「過去案件」選択時はリソースの実行権限によって以下の参照範囲が選択できます。
  • 「全案件」
    すべての案件の参照、削除ができます。
    「ワークフロー - ワークフロー管理者 - 過去案件」に対する実行権限を持っている場合に選択できます。
  • 「管理対象案件」
    所属する管理グループの管理対象となっているフローの案件を参照できます。
    案件操作権限が付与されていれば案件削除ができます。
    「ワークフロー - ワークフロー運用管理者 - 過去案件」または、「ワークフロー - ワークフロー監査者 - 過去案件」に対する実行権限を持っている場合に選択できます。
  • 「個別設定案件」
    案件個別で参照者として設定されている案件を参照できます。
    案件削除はできません。
    「ワークフロー - ワークフローユーザ - 過去案件」に対する実行権限を持っている場合に選択できます。
参照権限については、「 IM-Workflow 仕様書 」の「 アーカイブ 参照権限 」を参照してください。
選択できる参照範囲が1つのみの場合、参照範囲選択ダイアログを表示できません。

コラム

年月選択について
参照対象の年月を指定するには、カレンダーアイコンを押下し、年月選択コンポーネントを表示します。
  • 年選択リストボックス
    過去案件情報が存在する最古の年から現在の年までを選択できます。
  • 月選択エリア
    年選択リストボックス選択後に表示します。
    各月の下に参照可能な案件数を表示します。
    参照可能な案件が存在する月のみ選択可能です。
  • 情報保持・更新タイミング
    年選択リストボックスの年情報、月選択エリアの月別案件数は、ブラウザのセッションストレージ(ブラウザを閉じると削除)に保存します。
    そのため、再度画面を開いた場合、上記の設定を維持した状態で表示できます。
    年情報の更新タイミングは以下です。
    • ブラウザを閉じ、画面の再表示
    月別案件数の更新タイミングは以下です。
    • ブラウザを閉じ、画面の再表示
    • リロードボタン押下
    • 案件の削除後
会計年度のように、任意の年度の開始月が設定できます。
年度の開始月はワークフローパラメータより設定を行うことで、年月選択コンポーネントに反映されます。
詳細は「 IM-Workflow 仕様書 」の「 過去案件一覧の設定 」を参照してください。
過去案件情報が存在しない場合は、年月選択のカレンダーアイコンは表示されません。

5.2.7. iPadでの操作

iPadの場合、PCと比べ以下の差異があります。

  1. 処理アイコンエリアの表示方法

    リストの任意案件(行)をタップすることで、処理アイコンエリアの表示/非表示を切り替えます。
    ../../_images/matters8.png
  2. テーブル表示モード「はみ出した一覧項目を非表示にし、折り畳みで確認する」における折り畳みエリアの表示方法

    処理アイコンエリアの折り畳みエリア開閉アイコンをタップすることで、 表示/非表示を切り替えます。
    ../../_images/matters9.png

コラム

  • テーブル表示モードが「横スクロールで表示する」の場合、処理アイコンエリアに折り畳みエリア開閉アイコンは表示されません。
  • 折り畳みエリアに一覧項目が存在しない場合、処理アイコンエリアに折り畳みエリア開閉アイコンは表示されません。

注意

  • iPadOS13以降で利用する際は「モバイル用Webサイトを表示」を有効にしてください。
    該当画面ではブラウザのユーザエージェントを元にiPad独自の制御を行っていますが、「モバイル用Webサイトを表示」にしないとiPad利用であるという判定を行えません。