intra-mart IM-Workflow トラブルシューティング 第17版 2019-12-01

2. はじめに

2.1. 本書の目的

IM-Workflow の操作において予期せぬ動作となった際の原因の特定と対応方法を説明します。

2.2. 前提条件

以下のドキュメントを理解した上で参照してください。

2.3. 対象読者

  • IM-Workflow の運用におけるトラブルや技術的問題を解決したい方

2.4. 対象製品

以下のシステム基盤上で動作する IM-Workflow が対象です。
  • iWP / iAF
  • intra-mart Accel Platform

2.5. 本書に記載されている外部サイトのURL

  • 本書内で記載されている外部URLは、 2020-04-01 現在のものです。

2.6. トラブルシューティングのステップ

下記の3つのステップで対応します。
  • 原因を特定するための情報を収集します。
  • 収集した情報をもとに既知の問題が当てはまるかを確認します。
  • (既知の問題に当てはまらない場合)intra-martサポートサイトへ問い合わせるための資材を収集します。

2.7. トラブルシューティングの読み方

個々のトラブルシューティングにおける記載項目について説明します。

  • 対象バージョン

    現象が発生する製品バージョンです。

  • 現象

    発生する現象の詳細です。

  • 条件

    現象が発生する条件や、発生時に出力される例外ログの内容などです。

  • 原因

    現象が発生する原因です。

    原因は大きく「不具合」か「仕様」に分かれます。
    原因が「不具合」であり、既に解決済みである場合、対応する要件を記述しています。
    intra-mart AccelPlatform 2015 Springのリリース時に、intra-mart関連製品に関する不具合情報等の公開を「不具合情報一覧」から「intra-mart 要件情報公開サイト」に変更しました。
    各記事に記載した要件の詳細を確認する場合には、以下の方法でご確認ください。
    • 要件 [XXXXX]と記述されている場合

      「不具合情報一覧」で既に公開されていた要件です。 「intra-mart 要件情報公開サイト」では、「要件ID」に記載されているIDに該当します。

    • 要件 #XXXXXと記述されている場合

      「intra-mart 要件情報公開サイト」で新たに公開した要件です。 「intra-mart 要件情報公開サイト」では、対象の要件のチケットIDに該当します。

  • 解決方法

    対象の現象が原因が「不具合」であり、既に解決済みである場合、問題を解決するために適用すべきパッチまたはアップデートを記述しています。
    • 回避方法

      パッチまたはアップデートを適用できない場合の現象回避方法です。

    • 復旧方法

      現象が起因となってデータの不整合などが発生し、正常な処理が行えない状態となった場合、正常な処理を行える状態に復旧するための方法を記述しています。

2.8. 用語解説

Resin をインストールしたディレクトリを %RESIN_HOME% と略します。
Apache HTTP Server をインストールしたディレクトリを %APACHE_HOME% と略します。
Storage として使用するディレクトリを %STORAGE_PATH% と略します。
PublicStorage として使用するディレクトリを %PUBLIC_STORAGE_PATH% と略します。
Webサーバ利用時の静的コンテンツを配置するディレクトリを %WEB_PATH% と略します。