intra-mart IM-Workflow / IM-FormaDesigner / IM-BIS 本番適用ガイド 第7版 2019-08-01

3.1. 本番環境の新規構築の概要

開発・検証環境の情報に基づいて、本番環境を新しく構築する場合には、必要な情報のみを適切に移行する必要があります。
本章では、以下のような形で、開発・検証環境に存在する 一部のデータを除いて 適切に環境構築するための手順を理解することができます。
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コラム

本書では、本番環境として運用するために必要なデータ・設定のみを検証環境から移行します。
テストデータ等の不要なデータやセキュリティの観点から、以下のデータを移行対象外としています。
  • トランザクションデータ( IM-Workflow の案件等)
  • IM-共通マスタ のユーザに関するマスタデータ

3.1.1. 前提条件

本章では、以下の条件に基づいて新規に本番環境を構築するための手順をまとめています。
実際の利用にあたっては、適宜読み替えて実施してください。
  • 検証環境と本番環境でのアプリケーションの構成、バージョン(パッチ含む)は、同一とし、 IM-Juggling のプロジェクトも共通とします。
  • マスタデータについて、会社・組織・役職、パブリックグループ・役割といった ユーザを除く データは、検証環境からそのまま本番環境に移行します。
  • ユーザのマスタデータ(ユーザ、ユーザ所属情報等)については、「 IM-共通マスタ インポート・エクスポート仕様書 」に基づいたインポートファイルを本番環境の構築前に作成しておきます。