5.1.2.29. トランザクションファイル(XMLファイル)圧縮可否¶
パブリックストレージに出力・保持されるトランザクションファイル(XMLファイル)の圧縮可否を指定します。コラム
当設定は 2016 Winter(Olga) より追加されました。
当設定は、「データ保存の設定」において、トランザクションファイル(XMLファイル)の保存先が「ストレージ」となっている案件に対してのみ有効です。トランザクションファイル(XMLファイル)圧縮可否:「圧縮する」の場合
- トランザクションファイル(XMLファイル)を ZIP 形式で圧縮した状態で出力・保持します。
- トランザクションファイル(XMLファイル)は、インデントおよび改行コードが除去された状態で圧縮されます。
設定一覧 論理名 物理名 設定内容 トランザクションファイル(XMLファイル)圧縮可否transaction-file-compression 設定値未設定の場合は false の挙動と同じです。true:圧縮するfalse:圧縮しない(初期値)コラム
トランザクションファイル(XMLファイル)を圧縮した状態で出力する機能は、当設定を「圧縮する」として設定した後の案件処理から有効な設定として扱われます。そのため、設定を「圧縮する」に変更しただけでは既存のトランザクションファイル(XMLファイル)は圧縮されません。既存のトランザクションファイル(XMLファイル)を圧縮する場合は、以下のジョブを実行してください。コラム
当設定を「圧縮する」とした場合でも、圧縮されていない状態の案件に対する参照や処理は正常に行うことが可能です。ただし、当該案件への処理を行った場合、新たに作成または更新されるトランザクションファイル(XMLファイル)は圧縮された状態で出力されます。その結果、同一案件のトランザクションファイル(XMLファイル)として、圧縮されているファイルとされていないファイルが混在した状態に変わります。この状態が動作上の問題となることはありませんが、管理の都合上望ましくない場合は、上述の圧縮ジョブを実行した上で設定変更および案件への処理を行ってください。