3.7. 品目¶
IM-共通マスタでは品目に関連する情報を扱うことができます。基本的には拡張情報を追加して使用することを想定しており、初期状態では取り扱える情報はほとんどありません。取り扱える情報には以下のようなものがあります。
- 品目についての情報(名称、コードなどの基本的な情報)
- 品目を階層的にカテゴライズして整理・管理する情報
- 品目に付与する属性的な情報である分類情報
- 会社ごとにアクセス可能な情報の管理
3.7.1. データ構造¶
3.7.1.1. 品目・品目カテゴリ¶
品目カテゴリに関するER図を【図:品目カテゴリに関連するER図】に示します。【図:品目カテゴリに関連するER図】
【図:品目カテゴリに関連するER図】において各エンティティは次のような役割・制約があります。
品目カテゴリセット
品目をカテゴリ分けする際カテゴリ群として管理します。その品目カテゴリ群を代表するエンティティです。 内包構造のエンティティの一部です。 品目カテゴリセットは会社ごとに定義します。 会社が物理削除されると、このエンティティの関連レコードも物理削除されます。 品目カテゴリ内包
階層化された品目カテゴリの構造を管理します。 内包構造のエンティティです。 品目カテゴリセットが物理削除されると、このエンティティの関連レコードも物理削除されます。 品目カテゴリ
品目をカテゴライズするためのカテゴリをあわらすエンティティです。 期間国際化された基本構造エンティティです。 品目カテゴリセットが物理削除されると、このエンティティの関連レコードも物理削除されます。 品目カテゴリは会社ごとに定義します。 会社が物理削除されると、このエンティティの関連レコードも物理削除されます。 品目カテゴリ所属
品目がどのカテゴリに所属するかを管理します。 所属構造のエンティティです。 品目が物理削除された場合、このエンティティの関連レコードも物理削除されます。 品目カテゴリが物理削除された場合、このエンティティの関連レコードも物理削除されます。 品目
品目の情報を管理します。 期間国際化された基本構造エンティティです。 品目は会社毎に定義します。 会社が物理削除されると、このエンティティの関連レコードも物理削除されます。
3.7.1.2. 品目分類の構成¶
品目分類の構成に関するER図を【図:品目分類に関連するER図】に示します。
【図:品目分類に関連するER図】
【図:品目分類に関連するER図】において各エンティティは次のような役割・制約があります。
品目分類
品目分類の種類を管理します。 無効化すると、配下の分類項目も連動して無効化します。また分類項目が無効化されると、該当の品目分類所属エンティティが物理削除されます。 品目分類は会社ごとに定義します。 会社が物理削除されると、このエンティティの関連レコードも物理削除されます。 品目分類項目
分類の種類ごとに定義される項目を管理します。 品目分類エンティティが無効化された場合、連動してこのエンティティの関連するレコードも無効化状態になります。 品目分類が物理削除される際、このエンティティの関連レコードも物理削除されます。 品目分類項目は会社ごとに定義します。 品目分類所属
品目が分類項目に分類されていることを表します。 品目が期間化されている場合はその期間単位に分類します。 期間は分類する品目の期間と一致します。品目分類所属の期間コードは対象の品目の期間コードと同一です。 関連付けられている品目の期間と無効化状態が連動します。関連づいている品目の期間が無効化された場合、該当の品目分類所属も無効化されます。品目の期間が有効化された場合も連動して有効化します。 品目分類項目が無効化される際、このエンティティの関連するレコードは物理削除されます。 品目が物理削除される際、このエンティティの関連するレコードも物理削除されます。 品目分類項目が物理削除される際、このエンティティの関連するレコードも物理削除されます。 品目分類所属は会社ごとに定義します。 品目
品目を管理します。詳細は「品目・品目カテゴリ 」を参照してください。