intra-mart Accel Platform IM-LogicDesigner チュートリアルガイド 第7版 2018-04-01

5.4.14. ユーザ定義の利用方法

この章では、作成したユーザ定義をロジックフローで利用する方法を説明します。

5.4.14.1. ユーザ定義の配置

作成したユーザ定義を実際にロジックフローに配置する方法を説明します。
ユーザ定義は、標準で提供されているエレメントと同様の方法でロジックフロー上に配置可能です。
ここでは前章までで作成してきたユーザ定義、および、ユーザカテゴリを例としています。
  1. 「サイトマップ」- 「LogicDesigner」-「フロー定義一覧」から、ロジックフロー定義一覧を開きます。
    「ロジックフロー定義一覧」画面左上の「新規作成」をクリックし、「ロジックフロー定義編集」画面を開きます。
  2. 「ロジックフロー定義編集」画面左部のパレットに、「ユーザカテゴリ」で作成したカテゴリが新しく配置されることが確認できます。

    ../../../_images/set_user_definition1.png

    図:パレット上に作成したユーザカテゴリが表示される

  3. パレット内の「チュートリアルユーザカテゴリ」へカーソルを合わせます。
    タスク一覧がスライドインし、前章までで作成してきたユーザ定義が一覧表示されます。
    ../../../_images/set_user_definition2.png

    図:作成したユーザ定義一覧

  4. 「ユーザ定義SQL-SELECT」をクリックします。

    ../../../_images/set_user_definition3.png

    図:「ユーザ定義SQL-SELECT」をクリック

  5. 「ユーザ定義SQL-SELECT」に対応するタスクがフロー編集画面上に追加されます。

    ../../../_images/set_user_definition4.png

    図:「ユーザ定義SQL-SELECT」の追加

以上で、ロジックフローへのユーザ定義の配置が完了しました

5.4.14.2. ユーザ定義の管理

作成したユーザ定義を管理する方法を説明します。

5.4.14.2.1. ユーザ定義のバージョン管理

ユーザ定義は「ロジックフローのバージョン管理」で説明を行ったロジックフローと同様の仕様に則ってバージョン管理が行われます。
ユーザ定義のバージョン管理で留意すべき点は、ロジックフローで利用する場合ユーザ定義は常に最新のバージョンが選択される点です。
ユーザ定義の最新バージョンが更新されたタイミングで、対象とするユーザ定義を利用している全てのロジックフローの動作は変更されます。

5.4.14.2.2. ユーザ定義の削除

ユーザ定義は「ロジックフローのバージョン管理」 - 「全てのバージョンを削除する(ロジックフローの削除)」で説明を行ったロジックフローと同様、全てのバージョンを削除することでユーザ定義自体も削除されます。
ただし、ユーザ定義の削除は、削除対象のユーザ定義がどのロジックフローからも利用されていない必要があります。
もし何れかのロジックフローから利用されている場合、以下の様なエラーメッセージが表示され削除を行うことはできません。
../../../_images/error_cant_delete_user_definition.png

図:削除失敗を表すエラーメッセージ