インポート¶
ジョブのインポートはXML形式で行うことが可能です。インポートファイルのフォーマットについては「XMLファイルフォーマット」を参照してください。この章では、インポートがどのように行われるかを説明します。また 更新モード による更新方法の違いについて説明します。
更新モード¶
merge¶
replace¶
revive¶
インポートファイルのデータと同じキーのデータがデータベースに存在しない場合、インポートファイルのデータが新規追加されます。また、インポートファイルのデータと同じキーのデータがデータベースに存在するが、多言語データが欠損している場合は多言語データのみインポートを行います。
インポート実行オプション¶
ジョブのインポートでは、インポートで扱うファイルなどの設定を変更するためのオプションが用意されています。オプションはジョブまたはジョブネットの実行パラメータに指定することで設定できます。実行オプションには、以下のオプションが指定できます。
名前 キー名 型 デフォルト値 導入バージョン エンコーディング encoding 文字列 UTF-8 2012 Autumn ファイルパス file 文字列 (なし) 2012 Autumn コミット件数 commit-count 数値 0 2012 Autumn XML検証フラグ validate-xml 真偽値 true 2012 Autumn 無効にするトリガ disable_trigger 文字列 RepeatTrigger 2013 Winter
エンコーディング¶
キー名 encoding インポートするXMLファイルの文字エンコーディングを指定します。
ファイルパス¶
キー名 file インポートするXMLファイルのパス(パブリックストレージのルートからの相対パス)を指定します。
コミット件数¶
キー名 commit-count インポート処理で、コミットを行うまでのデータ件数を指定します。コミット件数に「0」(デフォルト値)が指定された場合は、インポート処理が完了するまでコミットが行われません。注意
commit-count を指定した場合、インポート実行元で管理しているトランザクションがコミットされる可能性があります。
XML検証フラグ¶
キー名 validate-xml インポートするXMLファイルの構文を検証するかどうかを指定します。
指定する値 説明 true XML構文の検証を行います。(デフォルト値) false XML構文の検証を行いません。
無効にするトリガ¶
キー名 disable_trigger インポート実行時に無効扱いで登録するトリガを指定します。複数のトリガをまとめて無効にしたい場合は、カンマ区切りで値を指定してください。
指定する値 説明 RepeatTrigger 繰り返し指定を無効にします。(デフォルト値) DatetimeTrigger 日時指定を無効にします。 BusinessDayTrigger 営業日指定を無効にします。 注意
RepeatTrigger が有効な場合、インポート直後にジョブの実行が開始されます。
インポートの依存関係¶
インポートするデータによっては、他のデータが登録されていることが前提となっていることがあります。その場合、前提となるデータが未登録のままインポートを実施すると、インポートに失敗する可能性があります。インポートデータの依存関係は、以下の通りです。
ジョブカテゴリ情報
- 親となるジョブカテゴリを指定する場合、対象のジョブカテゴリがすでに登録されている必要があります。
ジョブネットカテゴリ情報
- 親となるジョブネットカテゴリを指定する場合、対象のジョブネットカテゴリがすでに登録されている必要があります。
ジョブ情報
- ジョブカテゴリを指定する場合、対象のジョブカテゴリがすでに登録されている必要があります。
ジョブネット情報
- ジョブネットカテゴリを指定する場合、対象のジョブネットカテゴリがすでに登録されている必要があります。
トリガー情報
- 対象のジョブネットが登録されている必要があります。