国際化¶
概要¶
intra-mart Accel Platform が国際化に対応する理由¶
システムの国際化とは、様々な言語や地域の人たちが自分たちに合った言語やタイムゾーンでシステムを利用できることを意味します。グローバル化を進める企業では、様々な言語や地域の人たちが協力して仕事をすることになるため、企業が利用するシステムも国際化に対応している必要があります。
国際化対応の要素と理由¶
intra-mart Accel Platform は言語、タイムゾーン、日付と時刻の形式について国際化対応しています。
- 多言語
慣れない言語で画面を表示すると、そもそも表示内容を把握できなかったり、作業効率が落ちたり、ミスが多くなるため、日常的に使用している言語で画面を表示できることが必要です。
- タイムゾーン
ユーザは現地時間に合わせて考え、行動します。そのため、ユーザが参照する日時データは、ユーザのタイムゾーンにおける日時データであることが要求されます。
- 日付と時刻の形式
日付と時刻の形式は文化圏や地域によって異なっており、ユーザの地域における形式であることが必要です。地域に合った形式を提供しない場合、思わぬ誤解が生じる危険性があります。例えば、「12/09/10」と表示された日付は、地域によって以下の意味になります。
地域 表示結果 日本 2012年9月10日 英国 2010年9月12日 米国 2010年12月9日
国際化プログラミングのサンプル¶
- 多言語化されたメッセージを取得する
- ユーザのタイムゾーン、日付と時刻の形式を利用する
- 前提
- 画面から送信された日時を DB に保存する
- 画面から送信された日付を DB に保存する
- DB に保存されている日時をユーザの画面に表示する
- DB に保存されている日付をユーザの画面に表示する
- クライアント側で、ユーザ・タイムゾーンの今日から3日間の日付を生成し、最後の日付をサーバ側へ送信する
- @AccountDateFormat アノテーションを利用して、クライアント側から送信された文字列を Date で受け取る。
- Data binding を利用して、クライアント側から送信された文字列を Date で受け取る。
- JSONでの日付の項目とJavaのオブジェクトのDate型のプロパティとを変換する。