5.26. 休暇申請別勤務状況マッピングマスタ¶
本項では、休暇申請別勤務状況マッピングマスタの設定方法を説明します。
5.26.1. 概要¶
休暇申請別勤務状況マッピングマスタは、休暇申請で使用する勤務状況の紐付けを設定します。休暇申請と勤務体系、勤務状況をマッピングすることで休暇申請した際に勤務表に登録される勤務状況として設定することができます。メンテナンス、インポートの2種類の方法でマスタ設定が可能です。また、マスタ設定をエクスポート可能です。
5.26.2. メンテナンス¶
本項では、メンテナンス機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
5.26.2.2. 更新¶
「サイトマップ」→「勤務管理」→「マスタメンテナンス」→「休暇申請別勤務状況マッピング」をクリックします。 一覧画面で「検索」をクリックします。コラム
検索欄に検索したい休暇申請別勤務状況マッピングの以下の項目を入力して「検索」をクリックすると、結果を一覧に表示します。
休暇申請名 勤務体系名 一覧画面の対象データが表示されている行をクリックします。コラム
一覧機能の操作方法は、 一覧画面の操作 を参照してください。 登録/更新画面で情報を編集し、「更新」をクリックします。次の項目は編集不可項目です。
- 会社
- 開始日
- 終了日
- 休暇申請
- 勤務体系
確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 更新することができました。
5.26.3. インポート¶
本項では、インポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
5.26.3.1. インポートデータ作成¶
インポートするデータを作成し、ストレージにアップロードします。作成するインポートデータの形式は、次の通りです。
ファイル形式ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のファイル形式です。
ファイル名 import_header.csvimport_detail.csv文字コード UTF-8 区切り文字 , 囲み文字 “ データ形式import_header.csv
No(列) 項目名 必須 最大文字数 備考 1 会社コード ○ 100 2 ガジェットクラス ○ 100 3 ガジェットバリエーション ○ 100 4 勤務体系コード ○ 100 5 期間コード ○ 50 6 開始日 10 yyyy/MM/dd形式インポートモードが4、5の場合、使用されます。7 終了日 10 yyyy/MM/dd形式インポートモードが4、5の場合、使用されます。8 ソートキー ○ 15 9 削除フラグ ○ 1 0:有効1:無効(論理削除)データサンプル"comp_sample_01","maternityLeaveApply","v01","regular_01","term_00","1900/01/01","2999/12/31","1","0"import_detail.csv
No(列) 項目名 必須 最大文字数 備考 1 会社コード ○ 100 2 ガジェットクラス ○ 100 3 ガジェットバリエーション ○ 100 4 勤務体系コード ○ 100 5 期間コード ○ 50 6 タプルID ○ 18 7 行番号 ○ 18 8 勤務状況コード ○ 20 9 削除フラグ ○ 1 0:有効1:無効(論理削除)データサンプル"comp_sample_01","maternityLeaveApply","v01","regular_01","term_00","0","1","6000-1","0" アップロード先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のアップロード先です。
ディレクトリ kaiden/generic/master/leaveWorkStatusMapping ファイル名 import_header.csvimport_detail.csvコラム
インストール直後などはアップロード先のディレクトリが作成されていません。ディレクトリの作成方法やファイルのアップロード方法は、次のドキュメントを参照してください。
5.26.3.2. ジョブネットの設定¶
インポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「休暇申請別勤務状況マッピング」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-master-import-leaveWorkStatusMapping 勤務管理 / マスタ / インポート / 休暇申請別勤務状況マッピング 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。コラム
ジョブネットの設定(実行)後、メンテナンス機能でインポートが正しく実行されたことを確認してください。
5.26.3.3. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 エラースキップ error_skip 会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。(省略時:false) ロック待ち時間 lock_wait ロックの待ち時間を設定します。(省略時:10秒) 処理対象会社グループセットコード company_group_set_cd インポートを行う会社の会社グループセットコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社グループコード company_group_cd インポートを行う会社の会社グループコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社コード company_cd インポートを行う会社の会社コードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) コンダクター conductor ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。カンマ区切りで複数指定できます。AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。(省略時:コンダクターを使用しません。) インポートモード import_mode インポートの処理モードを設定します。(省略時:1)
1 : 単一期間(差分)モード 2 : 単一期間(一新)モード 3 : 単一期間(入替)モード 4 : 複数期間(差分)モード 5 : 複数期間(入替)モード 開始日 start_date インポート期間の開始日(yyyy/MM/dd)を設定します。(省略時:ジョブの実行日) 終了日 end_date インポート期間の終了日(yyyy/MM/dd)を設定します。(省略時:システムの終了日) シフト日数 shift_date インポート期間の開始日に対する増減日数を設定します。「-2147483648~2147483647」の範囲で設定してください。(省略時:0) インポートファイルのパス file_path インポートファイルのstorage以降のパスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/leaveWorkStatusMapping/import_header.csv, import_detail.csv) 処理後のインポートファイルの操作モード file_mode 処理後のインポートファイルの操作モードを設定します。(省略時:1)
1 : 操作なし 2 : コピー(copy) 3 : アーカイブ(move) 4 : 正常終了(警告含)時アーカイブ(move)、エラー終了時操作なし 5 : 正常終了(警告含)時操作なし、エラー終了時アーカイブ(move) 6 : 削除(delete) 7 : 正常終了(警告含)時削除(delete)、エラー終了時操作なし 8 : 正常終了(警告含)時操作なし、エラー終了時削除(delete) アーカイブ先パス archive_path インポートファイルのアーカイブ先パスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/leaveWorkStatusMapping/import_{YMDHMSN}.csv, import_{YMDHMSN}.csv) 文字コード character インポートファイルの文字コードを設定します。(省略時:UTF-8)
UTF-8 SHIFT-JIS 区切り文字 delimiter インポートファイルの区切り文字を設定します。(省略時:,)
, : カンマ \t : タブ 囲み文字 enclosing インポートファイルの囲み文字を設定します。(省略時:”)
” : ダブルクォーテーション 読込開始行数 start_rows インポートファイルの読込開始行数を設定します。(省略時:0) ガジェットクラス gadgetClass インポートするマスタのガジェットクラスを設定します。休暇申請別勤務状況マッピングマスタインポートの場合は、ジョブ設定の実行パラメータに「master」を設定しています。 ガジェットバリエーション gadgetVariation インポートするマスタのガジェットバリエーションを設定します。休暇申請別勤務状況マッピングマスタインポートの場合は、ジョブ設定の実行パラメータに「leaveWorkStatusMapping」を設定しています。{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssSSS」形式
5.26.4. エクスポート¶
本項では、エクスポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
5.26.4.1. ジョブネットの設定¶
エクスポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「休暇申請別勤務状況マッピング」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-master-export-leaveWorkStatusMapping 勤務管理 / マスタ / エクスポート / 休暇申請別勤務状況マッピング 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。
5.26.4.2. ファイル取得¶
エクスポートファイルを次のエクスポート先から取得します。
エクスポート先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のエクスポート先です。
ディレクトリ kaiden/generic/{COMPANY_CD}/master/leaveWorkStatusMapping ファイル名 export_header.csvexport_detail.csv データ形式エクスポートファイルのデータ形式です。export_header.csv
項目 項目名 備考 companyCd 会社コード gadgetClass ガジェットクラス gadgetVariation ガジェットバリエーション wsAgreementCd 勤務体系コード termCd 期間コード startDate 開始日 yyyy/MM/dd形式 endDate 終了日 yyyy/MM/dd形式(画面の日付+1日) sortKey ソートキー deleteFlag 削除フラグ 0:有効1:無効export_detail.csv
項目 項目名 備考 companyCd 会社コード gadgetClass ガジェットクラス gadgetVariation ガジェットバリエーション wsAgreementCd 勤務体系コード termCd 期間コード tupleId タプルID rowNumber 行番号 workStatusCd 勤務状況コード deleteFlag 削除フラグ 0:有効1:無効注意
当マスタをエクスポートすると、終了日が画面の日付+1日で出力されます。エクスポートしたファイルを使用してインポートモード「4」、「5」でインポートする場合、終了日を「終了日-1日」に変更してインポートしてください。
5.26.4.3. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 エラースキップ error_skip 会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。(省略時:false) ロック待ち時間 lock_wait ロックの待ち時間を設定します。(省略時:10秒) 処理対象会社グループセットコード company_group_set_cd エクスポートを行う会社の会社グループセットコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社グループコード company_group_cd エクスポートを行う会社の会社グループコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社コード company_cd エクスポートを行う会社の会社コードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) コンダクター conductor ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。カンマ区切りで複数指定できます。AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。(省略時:コンダクターを使用しません。) エクスポートモード export_mode エクスポートの処理モードを設定します。(省略時:1)
1 : 全件出力モード 2 : 期間モード(エクスポート対象データの検索対象日が含まれる期間を出力) 3 : 更新日モード(エクスポート対象データの検索対象以降に更新されたレコードを出力) エクスポート対象データの検索対象日 target_date エクスポートモード3を設定した場合、エクスポート対象データの検索対象日(yyyy/mm/dd)を設定します。(省略時:ジョブの実行日) シフト日数 shift_date エクスポートモード3を設定した場合、エクスポート対象データの検索対象日に対する増減日数を設定します。「-2147483648~2147483647」の範囲で設定してください。(省略時:0) エクスポートファイルのパス file_path エクスポートファイルのstorage以降のパスを設定します。(省略時:kaiden/generic/{COMPANY_CD}/master/leaveWorkStatusMapping/export_header.csv, export_detail.csv) エクスポート時の既存ファイルの操作モード file_mode エクスポート時の既存ファイルの操作モードを設定します。(省略時:1)
1 : 既存ファイルに追記 2 : 既存ファイルを削除し、エクスポート 3 : エクスポートファイルをアーカイブ(移動)し、エクスポート アーカイブ先パス archive_path エクスポート時の既存ファイルの操作モードが3の場合、エクスポートファイルのアーカイブ先パスを設定します。(省略時:kaiden/generic/{COMPANY_CD}/master/leaveWorkStatusMapping/export_header_{YMDHMSN}.csv, export_detail_{YMDHMSN}.csv) 文字コード character エクスポートファイルの文字コードを設定します。(省略時:UTF-8)
UTF-8 SHIFT-JIS 区切り文字 delimiter エクスポートファイルの区切り文字を設定します。(省略時:,)
, : カンマ \t : タブ 囲み文字 enclosing エクスポートファイルの囲み文字を設定します。(省略時:”)
” : ダブルクォーテーション none : 囲み文字なし エクスポートファイルのヘッダー出力有無 header_row エクスポートファイルのヘッダー出力有無を設定します。(省略時:false)
true : ヘッダー出力有 false : ヘッダー出力無 ガジェットクラス gadgetClass エクスポートするマスタのガジェットクラスを設定します。休暇申請別勤務状況マッピングマスタエクスポートの場合は、ジョブ設定の実行パラメータに「master」を設定しています。 ガジェットバリエーション gadgetVariation エクスポートするマスタのガジェットバリエーションを設定します。休暇申請別勤務状況マッピングマスタエクスポートの場合は、ジョブ設定の実行パラメータに「leaveWorkStatusMapping」を設定しています。{COMPANY_CD}:会社コード{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssSSS」形式