intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理 / 管理者操作ガイド 第12版 2020-05-29

5.9. 勤務体系所属マスタ

本項では、勤務体系所属マスタの設定方法を説明します。

5.9.1. 概要

勤務体系所属マスタは、ある期間における、従業員が勤務表入力に利用する勤務体系を管理します。
異動などに伴い勤務体系が変わる場合は、期間を区切って複数の勤務体系所属を作成する必要があります。

コラム

  • 従業員は複数の勤務体系に同時に所属することはできません。
  • いずれの勤務体系にも所属していない期間、従業員は勤務表を入力することができません。
  • 勤務体系に所属している期間内の勤務表を入力可能です。

5.9.2. メンテナンス

本項では、メンテナンス機能を利用したマスタ設定方法を説明します。

5.9.2.1. 新規登録

  1. 「サイトマップ」→「勤務管理」→「マスタメンテナンス」→「勤務体系所属」をクリックします。
  2. 一覧画面表示後、「新規登録」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_019.png
  3. 登録/更新画面で必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_029.png
    • 従業員
      従業員を選択します。
    • 勤務体系
      その期間に使用する勤務体系を選択します。

    コラム

    「従業員」は、システム日付を検索基準日としています。
  4. 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_039.png
  5. 新規登録することができました。
    ../../../_images/mainte_049.png

5.9.2.2. 更新

  1. 「サイトマップ」→「勤務管理」→「マスタメンテナンス」→「勤務体系所属」をクリックします。
  2. 一覧画面で「検索」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_059.png

    コラム

    検索欄に検索したい勤務体系所属の以下の項目を入力して「検索」をクリックすると、結果を一覧に表示します。
    • 従業員コード
    • 従業員名
    • 勤務体系名
  3. 一覧画面の対象データが表示されている行をクリックします。
    ../../../_images/mainte_069.png

    コラム

    一覧機能の操作方法は、一覧画面の操作を参照してください。
  4. 登録/更新画面で情報を編集し、「更新」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_079.png
    次の項目は編集不可項目です。
    • 従業員
  5. 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_089.png
  6. 更新することができました。
    ../../../_images/mainte_099.png

    コラム

    従業員がその期間内に一度でも勤務表を入力した場合は、更新時に以下の制限があります。
    • 開始日と終了日を変更する場合、勤務表が一度でも入力された日がすべて、その範囲内となるように期間を指定する必要があります。
    • 会社を変更できません。
    • 勤務体系を変更できません。
    • 削除できません。
    この制限事項は、対象の勤務表がアーカイブされない限り解除されません。
    ../../../_images/mainte_102.png

5.9.3. インポート

本項では、インポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。

5.9.3.1. インポートデータ作成

インポートするデータを作成し、ストレージにアップロードします。
作成するインポートデータの形式は、次の通りです。
  • ファイル形式
    ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。
    以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のファイル形式です。

    ファイル名 emp_ws_agreement_import.csv
    文字コード UTF-8
    区切り文字 ,
    囲み文字

  • データ形式

    No(列) 項目名 必須 最大文字数 備考
    1 ユーザコード 100  
    2 開始日   10
    yyyy/MM/dd形式
    未来互換用の項目ですので、
    設定された場合でも使用しません。
    3 終了日   10
    yyyy/MM/dd形式
    未来互換用の項目ですので、
    設定された場合でも使用しません。
    4 会社コード 100  
    5 勤務体系コード 100  

    データサンプル
    "user_000001","","","comp_sample_01","0001"
    

    コラム

    項目を省略する場合でも、「”」で囲んでください。

  • アップロード先
    ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。
    以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のアップロード先です。

    ディレクトリ kaiden/import/emp_ws_agreement
    ファイル名 emp_ws_agreement_import.csv

    コラム

    インストール直後などはアップロード先のディレクトリが作成されていません。
    ディレクトリの作成方法やファイルのアップロード方法は、次のドキュメントを参照してください。

5.9.3.2. ジョブネットの設定

インポート機能用のジョブネットの設定を行います。
  1. 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。
  2. ジョブネット一覧(画面左部)の「勤務体系所属」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_0113.png
  3. 「編集」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_0213.png
  4. 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。
    ../../../_images/jobnet_0313.png

    コラム

    設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。
    トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。

    コラム

    複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。
    ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。

    ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
    ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー)
    kaiden-job-master-import-empWsAgreement 勤務体系 / マスタ / インポート / 勤務体系所属
  5. 編集後、「更新」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_0413.png
  6. 確認ポップアップの「決定」をクリックします。
    ../../../_images/jobnet_0513.png
  7. ジョブネットが設定されました。
    ../../../_images/jobnet_0613.png

    コラム

    ジョブネットの設定(実行)後、メンテナンス機能でインポートが正しく実行されたことを確認してください。

5.9.3.3. 実行パラメータ

設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値
インポートモード
import_mode
インポートの処理モードを設定します。
(省略時:1)
  • 1 : 単一期間(差分)モード
  • 2 : 単一期間(一新)モード(インポートファイルにないデータは、未来の期間を無効状態にしません。)
開始日
start_date
インポート期間の開始日(yyyy/MM/dd)を設定します。
(省略時:ジョブの実行日)
終了日
end_date
インポート期間の終了日(yyyy/MM/dd)を設定します。
(省略時:システムの終了日)
シフト日数
shift_date
インポート期間の開始日に対する増減日数を設定します。
「-2147483648~2147483647」の範囲で設定してください。
(省略時:0)
処理対象会社コード
company_cd
インポートを行う会社の会社コードを設定します。
(省略時:登録済みの全会社を対象とします。)
インポートファイル
target_file
インポートファイルのstorage以降のパスを設定します。
(省略時:kaiden/import/emp_ws_agreement/
emp_ws_agreement_import.csv)
文字コード
character
インポートファイルの文字コードを設定します。
(省略時:UTF-8)
  • UTF-8
  • SHIFT-JIS
区切り文字
delimiter
インポートファイルの区切り文字を設定します。
(省略時:,)
  • , : カンマ
  • \t : タブ
囲み文字
enclosing
インポートファイルの囲み文字を設定します。
(省略時:”)
  • ” : ダブルクォーテーション
読込開始行数
start_rows
インポートファイルの読込開始行数を設定します。
(省略時:0)
アーカイブファイル
archive_file
インポートファイルのアーカイブ先を設定します。
(省略時:kaiden/archive/import/emp_ws_agreement/
emp_ws_agreement_import_{YMDHMSN}.csv)
ファイル削除判定
delete_flag
インポートファイルの削除有無を設定します。
(省略時:false)
  • true : 削除する
  • false : 削除しない
正常終了時の
ファイル出力有無
normal_log
正常終了時の処理結果ファイル出力有無を設定します。
(省略時:true)
  • true : 出力する
  • false : 出力しない
{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssSSS」形式