5.9. 勤務体系所属マスタ¶
本項では、勤務体系所属マスタの設定方法を説明します。
5.9.1. 概要¶
勤務体系所属マスタは、ある期間における、従業員が勤務表入力に利用する勤務体系を管理します。異動などに伴い勤務体系が変わる場合は、期間を区切って複数の勤務体系所属を作成する必要があります。コラム
- 従業員は複数の勤務体系に同時に所属することはできません。
- いずれの勤務体系にも所属していない期間、従業員は勤務表を入力することができません。
- 勤務体系に所属している期間内の勤務表を入力可能です。
5.9.2. メンテナンス¶
本項では、メンテナンス機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
5.9.2.2. 更新¶
「サイトマップ」→「勤務管理」→「マスタメンテナンス」→「勤務体系所属」をクリックします。 一覧画面で「検索」をクリックします。コラム
検索欄に検索したい勤務体系所属の以下の項目を入力して「検索」をクリックすると、結果を一覧に表示します。
従業員コード 従業員名 勤務体系名 一覧画面の対象データが表示されている行をクリックします。コラム
一覧機能の操作方法は、一覧画面の操作を参照してください。 登録/更新画面で情報を編集し、「更新」をクリックします。次の項目は編集不可項目です。
- 従業員
確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 更新することができました。
5.9.3. インポート¶
本項では、インポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
5.9.3.1. インポートデータ作成¶
インポートするデータを作成し、ストレージにアップロードします。作成するインポートデータの形式は、次の通りです。
ファイル形式ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のファイル形式です。
ファイル名 emp_ws_agreement_import.csv 文字コード UTF-8 区切り文字 , 囲み文字 “ データ形式
No(列) 項目名 必須 最大文字数 備考 1 ユーザコード ○ 100 2 開始日 10 yyyy/MM/dd形式未来互換用の項目ですので、設定された場合でも使用しません。3 終了日 10 yyyy/MM/dd形式未来互換用の項目ですので、設定された場合でも使用しません。4 会社コード ○ 100 5 勤務体系コード ○ 100 データサンプル"user_000001","","","comp_sample_01","0001"コラム
項目を省略する場合でも、「”」で囲んでください。 アップロード先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のアップロード先です。
ディレクトリ kaiden/import/emp_ws_agreement ファイル名 emp_ws_agreement_import.csv コラム
インストール直後などはアップロード先のディレクトリが作成されていません。ディレクトリの作成方法やファイルのアップロード方法は、次のドキュメントを参照してください。
5.9.3.2. ジョブネットの設定¶
インポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「勤務体系所属」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-master-import-empWsAgreement 勤務体系 / マスタ / インポート / 勤務体系所属 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。コラム
ジョブネットの設定(実行)後、メンテナンス機能でインポートが正しく実行されたことを確認してください。
5.9.3.3. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 インポートモード import_mode
1 : 単一期間(差分)モード 2 : 単一期間(一新)モード(インポートファイルにないデータは、未来の期間を無効状態にしません。) 開始日 start_date インポート期間の開始日(yyyy/MM/dd)を設定します。(省略時:ジョブの実行日) 終了日 end_date インポート期間の終了日(yyyy/MM/dd)を設定します。(省略時:システムの終了日) シフト日数 shift_date インポート期間の開始日に対する増減日数を設定します。「-2147483648~2147483647」の範囲で設定してください。(省略時:0) 処理対象会社コード company_cd インポートを行う会社の会社コードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) インポートファイル target_file インポートファイルのstorage以降のパスを設定します。(省略時:kaiden/import/emp_ws_agreement/emp_ws_agreement_import.csv) 文字コード character インポートファイルの文字コードを設定します。(省略時:UTF-8)
UTF-8 SHIFT-JIS 区切り文字 delimiter インポートファイルの区切り文字を設定します。(省略時:,)
, : カンマ \t : タブ 囲み文字 enclosing インポートファイルの囲み文字を設定します。(省略時:”)
” : ダブルクォーテーション 読込開始行数 start_rows インポートファイルの読込開始行数を設定します。(省略時:0) アーカイブファイル archive_file インポートファイルのアーカイブ先を設定します。(省略時:kaiden/archive/import/emp_ws_agreement/emp_ws_agreement_import_{YMDHMSN}.csv) ファイル削除判定 delete_flag インポートファイルの削除有無を設定します。(省略時:false)
true : 削除する false : 削除しない 正常終了時のファイル出力有無 normal_log 正常終了時の処理結果ファイル出力有無を設定します。(省略時:true)
true : 出力する false : 出力しない{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssSSS」形式