Accel Documents Secure Download Option (PDFセキュリティインタフェース) セットアップガイド 第8版 2020-04-01

4.1. intra-mart Accel Platform と同一サーバ上で運用する場合

intra-mart Accel Platform サーバでの作業内容を説明します。
intra-mart Accel Platform サーバを複数台 用意する場合は、すべての intra-mart Accel Platform に以下の作業を実施してください。

4.1.1. PDFメイクアップ のインストール

  1. intra-mart Accel Platform サーバに管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。
  2. PDFメイクアップ のインストーラを起動して、マニュアルに沿ってインストールしてください。
    PDFメイクアップ には、32bit版 / 64bit版 がございます。
    JDKのビット数に合わせて、 PDFメイクアップ の32bit版 / 64bit版インストーラを選択してください。
    32bit版、64bit版でインストーラが異なりますので注意してください。
  3. OSを再起動してください。

コラム

UACの監視下にあるディレクトリにインストールした場合、ディレクトリの読み書きにおいて制限を受ける可能性があります。
PDFメイクアップ のインストール先に、「Program Files」等 UACの監視下にあるディレクトリは避けてください。

(インストール先の例) C:\tool\PDFMakeup

4.1.2. 環境変数の設定

  1. intra-mart Accel Platform サーバに管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。
  2. 以下の環境変数を設定します。
    通常、システム環境変数に設定いただければ問題ありません。
    PDFオートコンバータEX の環境変数が既に設定されている場合は、それよりも前に設定してください。
    環境変数名 設定内容
    PATH %PDFMAKEUP%/bin

  3. 以下を設定してください。
    intra-mart Accel Platform サーバの共通libフォルダ(%RESIN_HOME%/libが一般的)に <makeup.jar> ファイルを配置します。
    <makeup.jar> ファイルは、imart/client フォルダにあります。
    場所 ファイル名
    %RESIN_HOME%/lib makeup.jar

  4. コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してください。
    > ypdfmulc
    

  5. 以下の画面が表示されれば環境変数の設定は完了です。
    ../../../_images/ypdfmulc.png

コラム

環境変数設定後は、必ず Resin をプロセスごと再起動してください。

4.1.3. プロジェクトの作成とモジュールの選択

  1. 「 intra-mart Accel Platform セットアップガイド 」にしたがって、プロジェクトを用意します。
    プロジェクトの作業手順の詳細については、「 intra-mart Accel Platform セットアップガイド 」を参照ください。
  2. IM-Juggling で利用するアプリケーションを選択する際に、「 Accel Documents Secure Download Option (PDFセキュリティインタフェース) 」を指定します。
  3. WARファイルを生成しデプロイします。
    WARファイルの生成及びデプロイの手順ついては、「 intra-mart Accel Platform セットアップガイド 」を参照してください。
../../../_images/application1.png

注意

下記アプリケーションを複数同時に選択する場合は、必ず同じバージョンを選択してください。

  • IM-PDFDesigner for Accel Platform
  • IM-PDFAutoConverter for Accel Platform
  • IM-PDFCoordinator for Accel Platform
  • IM-PDFDirectPrint for Accel Platform
  • IM-PDFTimeStamper for Accel Platform

注意

既に Accel Documents Secure Download Option (PDFセキュリティインタフェース) を導入中で、Accel Documents Secure Download Option (PDFセキュリティインタフェース) 8.0.6 以降にバージョンアップする場合には、IM-Juggling の ユーザモジュールから IM-PDFCoordinator for Accel Platform を削除してください。

コラム

アプリケーションは後で追加することもできます。追加する方法は、「 intra-mart Accel Platform セットアップガイド 」-「アプリケーションの追加」を参照してください。

4.1.4. 設定ファイルの編集

  1. intra-mart Accel Platform に管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。
  2. <pdfprotection.xml> ファイルを環境に合わせて修正してください。
  3. 修正後 intra-mart Accel Platform を再起動してください。
  4. 以上で作業は完了です。
    ファイル 場所
    pdfprotection.xml %RESIN_HOME%/webapps/{アプリケーション名}/WEB-INF/classes
    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
        <!DOCTYPE properties SYSTEM "http://java.sun.com/dtd/properties.dtd">
        <properties>
            <comment></comment>
    
            <!-- 一時フォルダ(未設定の場合は環境変数TMPまたはTEMPを使用) -->
            <entry key="tempdir"></entry>
    
            <!-- WebサービスのURL(エンドポイント) -->
            <!-- 複数サーバで負荷分散(ラウンドロビン)する場合、keyの連番をカウントアップして複数定義してください。 -->
            <!--
            <entry key="endpoint.1">http://192.168.0.1:8080/pdfprotection/services/PdfProtectionService</entry>
            <entry key="endpoint.2">http://192.168.0.2:8080/pdfprotection/services/PdfProtectionService</entry>
            <entry key="endpoint.3">http://192.168.0.3:8080/pdfprotection/services/PdfProtectionService</entry>
            -->
    
            <!-- PDF編集モード -->
            <!-- URLセキュリティ、または、期間セキュリティを付与する場合に、フォーム、注釈、リンクを削除するかどうかを指定します。未指定の場合は0で初期化されます。 -->
            <!-- 0:フォーム、注釈、リンクを削除する -->
            <!-- 1:フォーム、注釈、リンクを削除しない -->
            <entry key="editmode">0</entry>
        </properties>
    

コラム

API(Java) を利用する場合は、<entry …>タグは必要ありません。<entry …>の行をすべて削除、またはコメントアウトしてください。自動的に、API(Java)で処理が実行されます。

コラム

API(SOAP) を利用する場合は、<entry …>タグにサーバのURLを台数分 記載してください。自動的に、API(SOAP)で処理が実行されます。