4.1. intra-mart Accel Platform と同一サーバ上で運用する場合¶
intra-mart Accel Platform サーバでの作業内容を説明します。intra-mart Accel Platform サーバを複数台 用意する場合は、すべての intra-mart Accel Platform に以下の作業を実施してください。
4.1.1. PDFメイクアップ のインストール¶
intra-mart Accel Platform サーバに管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。 PDFメイクアップ のインストーラを起動して、マニュアルに沿ってインストールしてください。PDFメイクアップ には、32bit版 / 64bit版 がございます。JDKのビット数に合わせて、 PDFメイクアップ の32bit版 / 64bit版インストーラを選択してください。32bit版、64bit版でインストーラが異なりますので注意してください。 OSを再起動してください。
コラム
4.1.2. 環境変数の設定¶
intra-mart Accel Platform サーバに管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。 以下の環境変数を設定します。通常、システム環境変数に設定いただければ問題ありません。PDFオートコンバータEX の環境変数が既に設定されている場合は、それよりも前に設定してください。
環境変数名 設定内容 PATH %PDFMAKEUP%/bin 以下を設定してください。intra-mart Accel Platform サーバの共通libフォルダ(%RESIN_HOME%/libが一般的)に <makeup.jar> ファイルを配置します。<makeup.jar> ファイルは、imart/client フォルダにあります。
場所 ファイル名 %RESIN_HOME%/lib makeup.jar コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してください。> ypdfmulc 以下の画面が表示されれば環境変数の設定は完了です。コラム
環境変数設定後は、必ず Resin をプロセスごと再起動してください。
4.1.3. プロジェクトの作成とモジュールの選択¶
「 intra-mart Accel Platform セットアップガイド 」にしたがって、プロジェクトを用意します。プロジェクトの作業手順の詳細については、「 intra-mart Accel Platform セットアップガイド 」を参照ください。 IM-Juggling で利用するアプリケーションを選択する際に、「 Accel Documents Secure Download Option (PDFセキュリティインタフェース) 」を指定します。 WARファイルを生成しデプロイします。WARファイルの生成及びデプロイの手順ついては、「 intra-mart Accel Platform セットアップガイド 」を参照してください。注意
下記アプリケーションを複数同時に選択する場合は、必ず同じバージョンを選択してください。
- IM-PDFDesigner for Accel Platform
- IM-PDFAutoConverter for Accel Platform
- IM-PDFCoordinator for Accel Platform
- IM-PDFDirectPrint for Accel Platform
- IM-PDFTimeStamper for Accel Platform
注意
既に Accel Documents Secure Download Option (PDFセキュリティインタフェース) を導入中で、Accel Documents Secure Download Option (PDFセキュリティインタフェース) 8.0.6 以降にバージョンアップする場合には、IM-Juggling の ユーザモジュールから IM-PDFCoordinator for Accel Platform を削除してください。コラム
アプリケーションは後で追加することもできます。追加する方法は、「 intra-mart Accel Platform セットアップガイド 」-「アプリケーションの追加」を参照してください。
4.1.4. 設定ファイルの編集¶
intra-mart Accel Platform に管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。 <pdfprotection.xml> ファイルを環境に合わせて修正してください。 修正後 intra-mart Accel Platform を再起動してください。 以上で作業は完了です。
ファイル 場所 pdfprotection.xml %RESIN_HOME%/webapps/{アプリケーション名}/WEB-INF/classes <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE properties SYSTEM "http://java.sun.com/dtd/properties.dtd"> <properties> <comment></comment> <!-- 一時フォルダ(未設定の場合は環境変数TMPまたはTEMPを使用) --> <entry key="tempdir"></entry> <!-- WebサービスのURL(エンドポイント) --> <!-- 複数サーバで負荷分散(ラウンドロビン)する場合、keyの連番をカウントアップして複数定義してください。 --> <!-- <entry key="endpoint.1">http://192.168.0.1:8080/pdfprotection/services/PdfProtectionService</entry> <entry key="endpoint.2">http://192.168.0.2:8080/pdfprotection/services/PdfProtectionService</entry> <entry key="endpoint.3">http://192.168.0.3:8080/pdfprotection/services/PdfProtectionService</entry> --> <!-- PDF編集モード --> <!-- URLセキュリティ、または、期間セキュリティを付与する場合に、フォーム、注釈、リンクを削除するかどうかを指定します。未指定の場合は0で初期化されます。 --> <!-- 0:フォーム、注釈、リンクを削除する --> <!-- 1:フォーム、注釈、リンクを削除しない --> <entry key="editmode">0</entry> </properties>コラム
API(Java) を利用する場合は、<entry …>タグは必要ありません。<entry …>の行をすべて削除、またはコメントアウトしてください。自動的に、API(Java)で処理が実行されます。
コラム
API(SOAP) を利用する場合は、<entry …>タグにサーバのURLを台数分 記載してください。自動的に、API(SOAP)で処理が実行されます。