2. はじめに¶
コラム
用語解説
「intra-mart Accel Platform」 以下、iAPと略します。「intra-mart Accel Collaboration」 以下、iACと略します。「イントラネット・スタートパック」 以下、ISPと略します。
2.1. 概要¶
本ドキュメントは、 ISPで使用していた関連情報を、 電子会議室 へ移行する際の移行手順について記述します。
このバージョンの移行ツールは、「 intra-mart Accel Collaboration(Ver.8.0.11)電子会議室オプション」に対する移行ツールになります。
本ツールは、以下の処理を実行します。
中間ファイルのエクスポート
中間ファイルのインポート
手順1
IM共通マスタのジョブを利用して、移行元ISP 環境のコミュニティ情報を 移行先iAC 環境のパブリックグループへ移行します。コラム
コミュニティからパブリックグループへの移行が不要な場合、手順1はスキップできます。①. パブリックグループ xml を 移行先iAC 環境へアップロードします。
②. Storage領域 にパブリックグループ xml が配置されます。
③. ジョブ管理よりパブリックグループインポート(xml)ジョブを実行します。
④. 移行先iAC 環境にパブリックグループがインポートされます。
注意
コミュニティに多言語の概念がないため、移行後のパブリックグループのロケールは日本語として登録されます。手順2
電子会議室のジョブを利用して、中間ファイルを 移行先iAC 環境へ移行します。①. カテゴリ・種別、アクセス権 xml を移行先iAC 環境へアップロードします。投稿・コメント、添付 zip を 移行先iAC 環境へアップロードします。②. Storage領域 に中間ファイル xml、 zip が配置されます。
③. ジョブ管理より電子会議室インポートジョブを実行します。
④. 電子会議室の各種情報がインポートされます。
⑤. インポート結果ログが出力されます。
注意
電子会議室のインポートは、電子会議室インポート・エクスポートモジュールが必要です。手順3
手動で添付ファイルを 移行先iAC 環境へ移行します。①. Storage領域 に添付ファイルを手動で配置します。
2.2. 前提条件¶
- 本移行ツールは、移行元ISP 環境から中間ファイルを出力する機能から構成されます。初期移行を対象としているため、電子会議室のデータベース、Storage領域に初期データ以外のデータ、ファイルが存在しないことを前提とします。
- ユーザ、会社・組織、役職、パブリックグループ、ロールは、移行済みであることを前提とします。
- 動作環境弊社、動作検証済み環境を以下に示します。
条件項目 対応規格 OS
- Windows Sever 2012 R2
- Amazon Linux
Java ランタイム
- Java Development Kit 8.0 Update 45
注意
本移行ツールは Java で動作します。環境変数 PATH に JDK のPathを通している必要があります。また、本移行ツールはJava8以外は動作対象外となります。
- ISP 移行対象データ
- カテゴリ・種別、アクセス権、記事、コミュニティ情報
- 添付ファイル
- 移行対象ISPバージョン
- ISP v7.1.5