IM-VisualDesigner Migration Tool 移行支援ガイド(互換運用環境用) 第2版 2016-08-01

4.2. IM-VisualDesigner のドキュメントから IM-FormaDesigner のアプリケーションのひな形を生成する手順

1.IM-VisualDesigner ドキュメント→ IM-FormaDesigner アプリケーション 変換

  1. VD管理者でログインし、「IM-VisualDesigner(互換運用環境用)」画面を開きます。

    imagevd80migration01

  2. 変換対象のドキュメントの操作アイコンをクリックします。

    imagevd80migration02

  3. 「FormaDesigner資材を作成しますか。」の問いに「決定」をクリックします。

    imagevd80migration03

  4. アプリケーション情報を入力し、「登録」をクリックします。

    imagevd80migration04

    コラム

    アプリケーション登録時に入力データを保管するためのテーブルを下記の命名規則のテーブル名で生成しています。
    • ヘッダーテーブル
      • imfr_ut_[アプリケーションID]
    • 明細行テーブル
      • imfr_ut_[アプリケーションID]_[IM-VisualDesigner のテーブルアイテムのID]
    テーブル名が30文字が超えた場合、テーブル生成またはテーブル設定の処理に失敗するため、IM-FormaDesigner のアプリケーションのひな形生成処理が失敗します。
    テーブル名が30文字が超えないような文字数のアプリケーションIDを入力してください。
    また、ステップ3のトランザクションデータの移行処理が上記の命名規則のテーブル名を想定しているため、ステップ3を実行する場合はアプリケーション作成後にテーブル名を変更しないでください。
  5. 正常に完了していることを確認します。

    imagevd80migration05

    注意

    他の帳票から連携する(リンク機能)目的にのみ利用されているドキュメントについては、ドキュメントに紐づくトランザクションデータが存在しないため、「トランザクションデータの移行」においてエラーが発生します。
    ただ、「トランザクションデータの移行」のエラーが、フォーム・クエリ情報の変換に影響することはありません。

    注意

    Oracleデータベースをご利用の場合、23文字以上のフィールドIDが存在するフォームを変換すると、22文字以上のフィールドIDは一部の情報がシステム側で自動採番された値に更新されます。カラム名も同様に変換されます。
    Oracleデータベースではカラム名の長さに関して30バイトの制限があるため、製品間でのカラム接頭辞の差を考慮し変換処理を実施しております。
    • IM-VisualDesigner
      • vd_ud_[フィールドID]
    • IM-FormaDesigner
      • imfr_ud_[フィールドID]

    コラム

    ドキュメント設定の使用フォーム一覧 に設定されているフォームのみ IM-FormaDesigner アプリケーション のフォームに変換されます。

    コラム

    成功後、 IM-FormaDesigner のアプリケーションを再作成したい等の理由で、再度「 IM-VisualDesigner → IM-FormaDesigner 変換」を行う場合は、以下の手順を行ってください。
    1. 「紐付け解除」アイコンをクリックします。

      imagevd80migration06

    2. 「Formaアプリ作成管理」のアプリ一覧画面より、以前の変換時に作成された該当アプリケーションを削除します。

    3. メニューから[ワークフロー管理者]-[マスタ定義]-[コンテンツ定義]より、以前の変換時に作成された該当コンテンツを削除します。

    4. メニューから[ワークフロー管理者]-[マスタ定義]-[ルート定義]より、以前の変換時に作成された該当ルートを削除します。

    5. メニューから[ワークフロー管理者]-[マスタ定義]-[フロー定義]より、以前の変換時に作成された該当フローを削除します。

    6. 再度、操作アイコンをクリックして、「IM-VisualDesigner → IM-FormaDesigner 変換」を行います。

      ※手順6で入力チェック以外のエラーが発生した場合は、上記2~5の手順で削除対象が漏れている可能性がありますので、再度、手順2からやり直してください。
  6. 変換された IM-FormaDesigner のフォーム修正を行います。詳細は次の「 IM-FormaDesigner アプリケーションの開発および検証する手順 」へ。

    コラム

    上記手順では、 IM-VisualDesigner のラベルアイテムや入力系アイテムを IM-FormaDesigner の画面アイテムに変換しただけの状態のため、フォームの位置調整や装飾、スクリプトやアクション処理は、 IM-FormaDesigner を使って再度設定する必要があります。