IM-VisualDesigner Migration Tool 移行支援ガイド(互換運用環境用) 第2版 2016-08-01

3.4. IM-VisualDesigner 移行手順

1.intra-mart WebPlatformから情報のエクスポート

intra-mart WebPlatformから情報のエクスポートについては、「 移行ガイド 」-「 1.intra-mart WebPlatformから情報のエクスポート 」を参照してください。

2.データベースのコピー

データベースのコピーについては、「 移行ガイド 」-「 2.データベースのコピー 」を参照してください。

3.IM-Jugglingによるwarの作成

コラム

移行を目的としたIM-Jugglingによるwarの作成にあたっては、「 移行ガイド 」-「 3.IM-Jugglingによるwarの作成 」 を参照してください。また、 IM-FormaDesigner のセットアップも必要なため、「 IM-FormaDesigner セットアップガイド 」と合わせて参照してください。
  1. IM-Jugglingを起動し、Juggling プロジェクトを作成します。

    1. ベースモジュールの選択より、intra-mart Accel Platform Advanced Edition (8.0.8)を選択します。

      imagevd72migration01

    2. アプリケーションの選択より、 IM-FormaDesigner for Accel Platform 、移行ツール、互換機能(Advanced-Edition)、 IM-VisualDesigner Migration Tool を選択します。

      imagevd72migration02

    3. アプリケーションより、 IM-FormaDesigner for Accel Platform 、移行ツール、Advanced版用互換モジュール、
      IM-VisualDesigner Migration Tool (IM-VisualDesigner Migration Tool (互換運用環境用)、ライブラリ)を選択します。

      imagevd72migration03

  2. 移行対象機能の移行モジュール、テナントデータベースの接続設定、Storageディレクトリの設定、ログイングループIDの設定などについては、「 3.IM-Jugglingによるwarの作成 」を参照してください。

コラム

intra-mart Accel Platform の言語(ロケール)設定はintra-mart WebPlatform 7.2の言語(ロケール)設定と同じにする必要があります。
intra-mart WebPlatform 7.2を標準の言語設定(日本語ロケールのみ)で利用していた場合は、intra-mart Accel Platform の言語設定を変更し、英語/中国語を外してください(intra-mart Accel Platform の標準の言語設定が日本語/英語/中国語の3言語となっているためです)。
言語設定については、「 設定ファイルリファレンス 」-「 ロケールマスタ 」を参照してください。
  1. IM-VisualDesigner の設定ファイルstraform.iniを移行します。

    • 以下を intra-mart WebPlatform から Juggling プロジェクトに移動してください。

      {Resource Serviceサーバルート}/pages/product/src/straform/straform.ini
       ↓↓↓↓↓↓
      {Juggling プロジェクト}/jssp/product/src/straform/straform.ini
      
  2. 互換モジュール の設定ファイルconf/parameter.xmlを編集します。

    • 「ProjectNavigator」内の <(プロジェクト名)/conf/parameter.xml> ファイルをダブルクリックで開き、「ソース」タブを選択してください。

    • intra-mart WebPlatform 7.2 をインストールした際の文字コードを記述します。

      <param>
        <param-name>compatible.file.encoding</param-name>
        <param-value>Windows-31J</param-value>
      </param>
      
  3. ビルドウィザードより、war を作成します。

    注意

    「サンプル」は選択しないでください。

  4. war を Web Application Server にデプロイします。

4.intra-mart Accel PlatformへのStorageの移行

  1. 移行ガイド 」-「 4.intra-mart Accel PlatformへのStorageの移行 」に基づいて、Storageの移行を行ってください。

  2. intra-mart Accel Platform( Web Application Server サーバ) を起動します。

    warが展開され、Storageディレクトリが作成されるまでお待ちください。

  3. 移行ガイド 」-「 4.intra-mart Accel PlatformへのStorageの移行 」に基づいて、Storage Serviceで利用していたファイルを移行します。

    • StraForm

      [%STORAGE_72%]/straform/
            ↓↓↓↓↓↓
      [%PUBLIC_STORAGE_80%]/straform/
      

コラム

  • intra-mart WebPlatform / AppFramework のStorageのルートを [%STORAGE_72%] と表記しています。
  • intra-mart Accel Platform のStorageのルートを [%PUBLIC_STORAGE_80%] と表記しています。 | (例) %STORAGE_ROOT%/public/storage/%LOGIN_GROUP_ID%/straform

5.システム管理者 によるテナント初期設定

  1. 移行ガイド 」-「 5.システム管理者 によるテナント初期設定 」に基づいて、テナント環境セットアップ、各種ライセンスの登録などを行ってください。
  2. IM-VisualDesigner のクエリー設定においてシステムデータソースを接続先として利用していた場合は、同一の接続IDでシェアードデータソースの設定を行ってください。

6.テナント初期設定後の各種メンテナンス

  1. 移行先の環境に テナント管理者 でログインします。

    • ロール設定
      • IM-VisualDesigner で作成した画面の利用者に「VDユーザ」ロールを付与します。
      • IM-VisualDesigner で画面を作成するユーザ、マスタメンテナンスを行うユーザに「VD管理者」ロールを付与します。
    • メニュー設定
      • Ver7.2環境で登録した各ドキュメントのメニューURLから”.jssp”を除去します。

      imagevd72migration04

      • 「IFRAME表示」のチェックを外します。

      imagevd72migration05

      • IM-VisualDesigner の画面を表示するメニューアイテムごとにアクセス権限の設定を行うことはできません。同一のアクセス権限を設定したいメニューアイテムごとにそれらを包含するメニューグループを作成し、それに対する認可設定を行うことでアクセス権限の設定を行ってください。
    • 認可設定
      • メニューグループに対して適切な権限設定を行います。