IM-FormaDesigner for Accel Platform 画面アイテム作成ガイド 第6版 2017-04-01

6.6. リンク機能のある画面アイテムを作成する

  画面アイテム「一覧選択」のように、独自の画面を表示する画面アイテムを作成する場合には、以下の2つの対応が必要です。

  • 認可設定
  • クライアントタイプ切替

6.6.1. 認可設定について

画面アイテム側で独自に定義した画面とアプリケーションの画面とは同一のアクセス権が設定される必要があります。
intra-mart Accel Platform 上で同一のアクセス権を実現するには、ルーティングテーブルに対して同一の認可リソースとして登録する必要があります。
  1. ルーティングテーブルの設定ファイルを作成します。

    src/main/conf/routing-jssp-config/${artifact_id}.xml
    
  2. 画面のパスに対して登録画面用と編集・参照画面用の2つURLを作成します。

    <file-mapping path="%登録画面用のURL%/{applicationId}" page="%画面ファイルのパス%">
    <file-mapping path="%編集・参照画面用のURL%/{applicationId}" page="%画面ファイルのパス%">
    
  3. 登録画面のURLにアプリケーションの登録画面用の認可リソースを紐づける。

    <file-mapping path="%登録画面用のURL%/{applicationId}" page="%画面ファイルのパス%">
       <authz uri="forma-service://forma/regist_application_view/{applicationId}" action="execute" />
    </file-mapping>
    
  4. 編集、参照画面のURLにアプリケーションの編集・参照画面用の認可リソースを紐づける。

    <file-mapping path="%編集・参照画面用のURL%/{applicationId}" page="%画面ファイルのパス%">
       <authz uri="forma-service://forma/list_view/{applicationId}" action="execute" />
    </file-mapping>
    

6.6.2. クライアントタイプ切替

アプリケーションの画面はPCテーマ向けに作られており、スマートフォン版からアクセスする場合も当該リクエストのみPCテーマに切り替えて表示しています。
画面アイテムの独自画面を表示する際にも同様に、テーマの切替処理が必要です。
  • 独自画面のファンクション・コンテナ内に以下の処理を記述してください。

    if (Procedure.imfr_view_utils.isSmartphoneClientType()) {
                     ClientTypeSwitcher.oneTimeSwitchTo('pc');
    }
    

注意

認可、ルーティングについては、それぞれ「 スクリプト開発モデル プログラミングガイド 」の「認可」、「ルーティング」を参照してください。

注意

クライアントタイプについては、「 スクリプト開発モデル プログラミングガイド 」の「UI(スマートフォン開発ガイドライン) クライアントタイプとテーマ」を参照してください。

注意

クライアントタイプ切替処理については、「 intra-mart Accel Platform スクリプト開発向けim-BizAPI 」の「ClientTypeSwitcherオブジェクト」を参照してください。