5.3. プロパティ設定情報を保存するためのデータ構成を決める¶
プロパティ項目を決定したら、次にプロパティ項目に合わせてデータ構造を決定します。
5.3.2. 「フォーム・デザイナ」画面のラベル一覧機能¶
ラベル一覧は、フォーム上に配置されている画面アイテムのラベルを一覧で表示、変更する機能です。画面アイテムからの値の取得、変更後値の設定は「フォーム・デザイナ」画面側から行われ、画面アイテム側で何らかの関数を実装、実行する必要はありません。「フォーム・デザイナ」画面で自動的にアイテムラベルの有無、設定値の取得を行いますが、取得元のデータ構成は以下のように構成する必要があります。labels には、ロケールID をプロパティキー、表示ラベルを値としたオブジェクトを、存在するラベルの数分の配列として設定します。
例
labels = [ { ja : '日本語ラベル1', en : 'english label1' }, { ja : '日本語ラベル2', en : 'english label2' } ];
5.3.3. 「フォーム・デザイナ」画面のフィールド一覧機能¶
フィールド一覧は、フォーム上に配置されている入力項目を一覧で表示、変更する機能です。変更可能なものは、フィールド識別名とタブインデックスです。画面アイテムからの値の取得、変更後値の設定は「フォーム・デザイナ」画面側から行われます。itemObject のinput_listに保持している全入力項目をフィールド一覧に表示する場合は、画面アイテム側で処理を実装する必要はありません。フィールド一覧に表示する入力項目を指定する場合は、%画面アイテムタイプ% (js)でgetFieldList関数を実装する必要があります。詳細は後述の「 %画面アイテムタイプ% (js) 」を参照してください。「フォーム・デザイナ」画面で自動的に入力項目の有無、設定値の取得を行いますが、取得元のデータ構成は以下のように構成する必要があります。input_view_names には、ロケールID をプロパティキー、フィールド識別名を値としたオブジェクトを設定します。
5.3.5. 一覧表示設定をさせたくない入力項目の設定¶
ユーザアプリ一覧に表示させる項目の設定は、一覧表示設定画面で行います。基本的に、プロパティ項目input_dbinput がtrue の入力項目だけが、一覧表示設定画面で設定できます。画面アイテム内にユーザアプリ一覧に表示させたくない入力項目がある場合、その入力項目にプロパティ項目input_list_display を追加しfalse に設定します。こうすることにより、DB 登録する入力項目(プロパティ項目input_dbinput = true)でも一覧表示設定画面に表示させないことができます。プロパティ項目 input_list_display のない入力項目、または、プロパティ項目input_list_display がtrue の入力項目は、プロパティ項目input_dbinput がtrue の場合、一覧表示設定画面で設定することができます。