IM-FormaDesigner for Accel Platform 画面アイテム作成ガイド 第6版 2017-04-01

5.3. プロパティ設定情報を保存するためのデータ構成を決める

プロパティ項目を決定したら、次にプロパティ項目に合わせてデータ構造を決定します。

5.3.1. 画面アイテムのプロパティのデータ構造

前述のプロパティのデータは、下記のようなツリー構造です。
../../_images/essential_properties.png
プロパティ項目を追加する場合は、内容に合わせてデータ構成の「アイテム詳細設定」内、または、「入力フィールドリスト」の下の「入力フィールド詳細設定」内に追加してください。
画面アイテム「文字列」の場合、設定内容は以下のとおりです。値はJSON形式で記述しています。設定する箇所は、次章にて解説します。
../../_images/textbox.png

5.3.2. 「フォーム・デザイナ」画面のラベル一覧機能

ラベル一覧は、フォーム上に配置されている画面アイテムのラベルを一覧で表示、変更する機能です。
画面アイテムからの値の取得、変更後値の設定は「フォーム・デザイナ」画面側から行われ、画面アイテム側で何らかの関数を実装、実行する必要はありません。
「フォーム・デザイナ」画面で自動的にアイテムラベルの有無、設定値の取得を行いますが、取得元のデータ構成は以下のように構成する必要があります。
../../_images/labels.png
labels には、ロケールID をプロパティキー、表示ラベルを値としたオブジェクトを、存在するラベルの数分の配列として設定します。
  • labels = [
      {
        ja : '日本語ラベル1',
        en : 'english label1'
      },
      {
        ja : '日本語ラベル2',
        en : 'english label2'
      }
    ];
    

5.3.3. 「フォーム・デザイナ」画面のフィールド一覧機能

フィールド一覧は、フォーム上に配置されている入力項目を一覧で表示、変更する機能です。
変更可能なものは、フィールド識別名とタブインデックスです。
画面アイテムからの値の取得、変更後値の設定は「フォーム・デザイナ」画面側から行われます。
itemObject のinput_listに保持している全入力項目をフィールド一覧に表示する場合は、画面アイテム側で処理を実装する必要はありません。
フィールド一覧に表示する入力項目を指定する場合は、%画面アイテムタイプ% (js)でgetFieldList関数を実装する必要があります。
詳細は後述の「 %画面アイテムタイプ% (js) 」を参照してください。
「フォーム・デザイナ」画面で自動的に入力項目の有無、設定値の取得を行いますが、取得元のデータ構成は以下のように構成する必要があります。
../../_images/input_list.png
input_view_names には、ロケールID をプロパティキー、フィールド識別名を値としたオブジェクトを設定します。
../../_images/input_view_names.png

5.3.4. フィールドデータ型「日付」「日時」を利用する場合に表示フォーマットが必須

フィールドデータ型が「日付」および「日時」のデータは、1970 年1 月1 日午前0 時からの経過時間(ミリ秒数)で扱います。
このデータを画面上に表示する場合は、表示フォーマットを利用します。
そのため、フィールドデータ型が「日付」および「日時」の場合、以下の表示フォーマットを定義するプロパティ項目date_format が必要です。
../../_images/field_data.png

5.3.5. 一覧表示設定をさせたくない入力項目の設定

ユーザアプリ一覧に表示させる項目の設定は、一覧表示設定画面で行います。
基本的に、プロパティ項目input_dbinput がtrue の入力項目だけが、一覧表示設定画面で設定できます。
画面アイテム内にユーザアプリ一覧に表示させたくない入力項目がある場合、その入力項目にプロパティ項目input_list_display を追加しfalse に設定します。
こうすることにより、DB 登録する入力項目(プロパティ項目input_dbinput = true)でも一覧表示設定画面に表示させないことができます。
プロパティ項目 input_list_display のない入力項目、または、プロパティ項目input_list_display がtrue の入力項目は、プロパティ項目input_dbinput がtrue の場合、一覧表示設定画面で設定することができます。