intra-mart IM-FormaDesigner / IM-BIS トラブルシューティング 第8版 2017-12-01

4.1. 画面アイテムが正常に動作しない


4.1.1. CSJSエラーが発生し画面レイアウトが崩れる

対象バージョン

  • IM-FormaDesigner Version 7.2 の場合

    • 対象外
  • IM-FormaDesigner for Accel Platform の場合

    • IM-FormaDesigner for Accel Platform 2014 Summer (8.0.7) ~ IM-FormaDesigner for Accel Platform 2014 Winter (8.0.8)

現象

IM-FormaDesigner で作成した画面において、ボタンアイテム(画面アイテム「ボタン (登録)」など)、「スクリプト」が無効になり、CSSレイアウトが崩れて表示されます。

条件

異なるドメインのwebサイトから、TARGET=”_BLANK”で intra-mart Accel Platform を開く。
その後、画面アイテム「ボタン (戻る)」が配置されたフォームを表示する。

以下のアプリケーション種別・BIS作成種類の場合に発生します。
  • アプリケーション種別「標準」
  • アプリケーション種別「IM-Workflow」
  • BIS作成種類「BISフロー」
  • BIS作成種類「ワークフロー」

原因

画面アイテム「ボタン (戻る)」の子画面を閉じる機能の処理では、ブラウザのAPI window.opener を親ウィンドウの存在の有無を確認する目的で使用しています。
しかし、アプリケーション実行画面が異なるドメインのwebサイトから表示されている場合は、 window.opener を利用することでセキュリティ上のエラーが発生し、ボタンアイテム(画面アイテム「ボタン (登録)」など)、「スクリプト」、CSSレイアウトの動作不良が発生します。
以下の要件で対応を行っています。
  • IM-FormaDesigner for Accel Platform の場合

    • 要件 #11971 別ウィンドウからアプリケーション実行画面を表示した場合に画面アイテム「戻る」が配置されたフォームではスクリプトエラーが発生します。

解決方法

以下のパッチまたはアップデートを適用することで解決します。
  • IM-FormaDesigner for Accel Platform の場合

    • IM-FormaDesigner for Accel Platform 2015 Spring (8.0.9)

回避方法

一覧画面に遷移するために画面アイテム「ボタン (戻る)」を使用している場合は、「ボタン (戻る)」の代わりに「ボタン (一覧へ戻る)」を使用してください。
画面アイテム「ボタン (一覧へ戻る)」についての詳しい説明は、下記ドキュメントを参照してください。

復旧方法

ありません。

4.1.2. エラーメッセージの表示順がおかしい

対象バージョン

  • IM-FormaDesigner Version 7.2 の場合

    • IM-FormaDesigner Version 7.2.0 ~ 最新バージョン
  • IM-FormaDesigner for Accel Platform の場合

    • IM-FormaDesigner for Accel Platform 2012 Autumn (8.0.1) ~ 最新バージョン

現象

画面アイテムの入力チェック時、エラーメッセージが意図した順番で表示されません。

条件

フォーム作成時、エラーメッセージを表示したい順に、画面アイテムの配置順を変更していない。
または、先にエラーメッセージを表示したい画面アイテムを、後から追加する。

以下のアプリケーション種別・BIS作成種類の場合に発生します。
  • アプリケーション種別「標準」
  • アプリケーション種別「IM-Workflow」
  • BIS作成種類「BISフロー」
  • BIS作成種類「ワークフロー」

コラム

IM-FormaDesigner での配置順とは、「フォーム・デザイナ」画面の「ラベル一覧」や「フィールド一覧」(ソート「アイテムの配置順」)で表示される画面アイテムの順番のことです。
画面アイテムの配置順を変更していない場合、フォームに配置した順で、画面アイテムが上から下に表示されます。

原因

製品の仕様です。
IM-FormaDesigner では、エラーメッセージは入力チェックの実行順に表示します。
入力チェックは、画面アイテムの配置順に実行されます。

解決方法

目的のエラーメッセージの表示順となるよう、画面アイテムの配置順を調整してください。
「フォーム・デザイナ」画面で、画面アイテムを「前面へ移動」や「背面へ移動」すると、画面アイテムの配置順を変更できます。
画面アイテムの配置順を変更するには、 画面アイテムのコンテキストメニュー(右クリックで表示するメニュー)から以下のように操作してください。
  • 実行順を先にする場合、「背面へ移動」
  • 実行順を後にする場合、「前面へ移動」
画面アイテムの配置順は「フィールド一覧」のソート「アイテムの配置順」から確認できます。
詳しくは下記ドキュメントを参照してください。

回避方法

ありません。

復旧方法

ありません。

4.1.3. 画面アイテムで行追加をすると画面アイテムがずれる

対象バージョン

  • IM-FormaDesigner Version 7.2 の場合

    • IM-FormaDesigner Version 7.2.0 ~ 最新バージョン
  • IM-FormaDesigner for Accel Platform の場合

    • IM-FormaDesigner for Accel Platform 2012 Autumn (8.0.1) ~ 最新バージョン

現象

画面アイテム「明細テーブル」「ファイルアップロード」「グリッドテーブル」で行追加をすると、一部の画面アイテムのみが下にずれ、ページのレイアウトが崩れます。

条件

画面アイテム「明細テーブル」「ファイルアップロード」「グリッドテーブル」のように、行を追加できる画面アイテムをフォームに配置する。
その際、行を追加できる画面アイテムの下に配置してある画面アイテムと、配置していない画面アイテムがある。

以下のアプリケーション種別・BIS作成種類の場合に発生します。
  • アプリケーション種別「標準」
  • アプリケーション種別「IM-Workflow」
  • BIS作成種類「BISフロー」
  • BIS作成種類「ワークフロー」

原因

製品の仕様です。
行を追加できる画面アイテムの下にある画面アイテムは、行を追加できる画面アイテムの高さの変更に合わせて、位置が変更されます。
行を追加できる画面アイテムの下に配置した画面アイテムの位置は、追加された行数分だけ下に変更され、下に配置していない画面アイテムの位置は変更されないため、レイアウトが崩れます。

コラム

画面アイテムの動作について

行追加可能な画面アイテムが下図のような位置にある場合、赤色で示された範囲に重複している画面アイテムのみ、位置が変更されます。
../../_images/92419.png

解決方法

ありません。

回避方法

行を追加できる画面アイテムが、行を追加した際に下げたいすべての画面アイテムの上に一部でも配置されるよう、画面アイテムの位置やアイテムサイズを調整してください。

復旧方法

ありません。