IM-BIS for Accel Platform セットアップガイド 第26版 2019-12-01

4.2. バーチャルテナントに関する設定

バーチャルテナントを利用しており、データソース種別「Java」またはデータソース種別「ルール」のSolver機能を利用する場合は、次の設定を行ってください。
設定が存在しないテナントの場合は、WEB-INF/im_bis/datasource/lib/をjarの読み込み対象として動作します。
この設定は、バーチャルテナントを追加していることを前提に説明します。

4.2.1. 設定ファイル

IM-BIS のバーチャルテナント毎の設定は、bis-tenant-config.xmlで行います。
bis-tenant-config.xmlは im-Juggling 上で設定するか、アプリケーションサーバ上のファイルを編集してください。
  • アプリケーションサーバ上のファイルを編集する場合は以下にファイルがあります。

    WEB-INF/conf/bis-tenant-config.xml
    
  • im-Juggling 上で設定する場合は以下にファイルがあります。

    ../../_images/bis_tenant_config.png

注意

  • アプリケーションサーバ上のファイルを編集した場合、 im-Juggling のプロジェクトにも反映させておくことをおすすめします。

4.2.2. 設定方法

bis-tenant-config.xmlの設定例です
<path-setting>を作成したテナント分定義します。
<path-setting id="default">
    <function name="datasource-type-java">                  -- データソース種別「Java」の機能IDを設定
        <path>WEB-INF/im_bis/datasource/lib</path>          -- データソース種別「Java」のクラスファイル配置先のパスを設定
    </function>
    <function name="datasource-type-rule-bean-jars">        -- データソース種別「ルール」の機能IDを設定
        <path>WEB-INF/im_bis/datasource/rule/solver</path>  -- データソース種別「ルール」のクラスファイル配置先のパスを設定
    </function>
</path-setting>
  1. データソース種別「Java」のプログラム配置先の設定
<function>のname属性に「datasource-type-java」を設定します。
プログラムの配置先を<path>に設定します。(絶対パスかコンテキストパス以降の相対パスを指定)
<path>は複数設定することができます。

注意

プログラム配置先の設定を変更または削除した場合は、該当するプログラムファイルを利用している
データソース定義が正常に動作しなくなります。
プログラム配置先を変更または削除した場合は、データソース定義の設定も修正してください。
  1. データソース種別「ルール」のSolver機能で使用するプログラム配置先の設定
<function>のname属性に「datasource-type-rule-bean-jars」を設定します。
プログラムの配置先を<path>に設定します。(絶対パスかコンテキストパス以降の相対パスを指定)
<path>は複数設定することができます。
  • データソース種別「Java」:datasource-type-java
  • データソース種別「ルール」:datasource-type-rule-bean-jars