IM-BIS for Accel Platform 業務管理者 操作ガイド 第17版 2019-08-01

4.2.1. IM-BIS でフローを作成するための基本的な手順

IM-BIS では、画面遷移に従って操作することで、フローを作成することができます。
ここでは、基本的な作成の手順を説明します。

4.2.1.1. BIS定義(フローの基本情報)を登録する

最初に作成するフローの名称や、種類などの基本情報を入力します。
  1. 「サイトマップ」→「IM-BIS」→「業務管理者」→「IM-BIS作成」→「IM-BIS」の順にクリックします。

  2. 「IM-BIS - 更新履歴」画面で「新規登録」をクリックします。

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  3. 「IM-BIS - 新規登録」画面では、以下の通りに入力します。

    • BIS作成種類:ワークフロー(WF)
    • ルート作成方法:新規にルートを作成する
    • BIS名:ワークフローハンズオン1
    • 説明:ハンズオンシナリオ1
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  4. 「IM-BIS - 新規登録」画面の入力が完了したら、「登録」をクリックします。

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以上の手順で、BIS定義の基本情報が登録できました。
登録が完了すると、自動的に「ルート定義 - バージョン - 新規作成」画面に遷移します。

4.2.1.2. フローで利用するルート、処理対象者を設定する

フローの処理の流れ(プロセス)をルートとして定義し、各タスクの実行者(処理対象者)を設定します。
今回のシナリオでは、申請→承認→承認という流れのルートを作成します。
  1. 「ルート定義 - バージョン - 新規作成」画面では、「開始」、「申請/処理開始」、「終了」が配置済みです。

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  2. 上に並んでいるアイコンから、グリッド上へ「承認/処理」をドラッグして配置します。

    ../../_images/index_52.png
  3. 同様に、グリッド上へもう一つ「承認/処理」をドラッグして配置します。

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  4. 「申請/処理開始」の上にマウスを重ねると右上に plus が表示されます。

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  5. plus を次の「承認/処理」までドラッグします。(ドラッグ時に矢印が表示されますので、矢印でノードを接続するようにします。)

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  6. 矢印の先を「承認/処理」でドロップすると、ノードとノードが接続できます。

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  7. 同様の手順で、2番目と3番目の「承認/処理」、3番目の「承認/処理」と「終了」を接続します。

    ../../_images/index_101.png

    コラム

    • ルート設定の処理対象者検索をする際に、ブラウザのポップアップブロックの解除が必要です。
  8. グリッド上の「申請/処理開始」をクリックして、右側に設定欄を表示します。

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  9. 「処理対象者」の「 search 検索」をクリックします。

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    コラム

    • calendar <基準日>を押下すると、カレンダー画面が表示されます。

    • 日付を変更すると、変更した日付の時点で有効な対象者は名称が表示されます。
      無効な対象者の場合は 【基準日時点で無効な対象者】 と表示されます。
    • 基準日は、IM-共通マスタ検索画面の<検索基準日>です。

  10. 「ユーザ」の左の search をクリックします。

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  11. 「ユーザ検索」画面から処理対象者に「上田辰男」を設定して、「決定」をクリックします。

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  12. 「処理対象者」に「上田辰男」が表示されます。

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  13. 同様の手順で、2番目、3番目の「承認/処理」の処理対象者に「上田辰男」を設定します。

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  14. 処理対象者の設定が完了したら「登録」をクリックします。

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以上の手順で、フローのルートが作成できました。
作成したルートが保存できると、自動的に「IM-BIS - フロー編集」画面に遷移します。

4.2.1.3. フローで利用する画面を登録する

申請時、承認時に利用する画面を登録します。
  1. 「IM-BIS - フロー編集」画面で、「申請/処理開始」をダブルクリックします。
    (または、「申請/処理開始」を右クリックして表示されるコンテキストメニューで「画面」-「新規」をクリックします。)
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  2. 「フォーム - 登録」画面で、「フォーム名」、「説明」を入力し、「登録」をクリックします。
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  3. 「フォーム・デザイナ」画面がポップアップで表示されます。

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  4. 「ツールキット」から画面アイテムをドラッグ&ドロップで配置し、以下のように「申請/処理開始」のノード(タスク)で表示する画面を作成します。
    ラベルの文言を図のように編集してください。
    ../../_images/index_211.png

    コラム

    「フォーム・デザイナ」画面のご利用方法については、「デザイナヘルプ」を参照してください。
    (「フォーム・デザイナ」画面の右上の help をクリックすると表示されます。)
  5. 「更新」をクリックして、画面の設定内容を保存します。

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  6. 確認メッセージの「決定」をクリックし、「フォーム・デザイナ」画面を閉じます。

    ../../_images/index_23.png
  7. 「申請/処理開始」で設定した画面を、承認画面でも利用するために、コンテキストメニューで「画面」-「共有」をクリックします。

    ../../_images/index_24.png
  8. 2番目の「承認/処理」を右クリックして、「画面」-「貼り付け」をクリックします。

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  9. 2番目の「承認/処理」のノード(タスク)に「申請/処理開始」と同じ画面が設定できました。

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  10. 3番目の「承認/処理」を右クリックして、「画面」-「貼り付け」をクリックします。

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  11. 3番目の「承認/処理」のノード(タスク)に「申請/処理開始」と同じ画面が設定できました。

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4.2.1.4. ワークフローを利用するために必要なシステム設定の処理を実行する

  1. 「定義の反映」をクリックして、フローの作成を完了します。

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    以上で、 IM-BIS を利用してワークフローを作成する手順は終了です。
    登録したワークフローは、処理対象者に設定したユーザでログイン後に、メニューの「IM-BIS」-「ワークフロー」-「申請」から申請できます。

注意

「定義の反映」は、フローやルート、フォームなど、BISの変更を行った場合にも必ず実行してください。