7.9.6.3. 画面上の特定のアイテム(入力・選択系アイテム)への操作(イベント)のタイミングで外部連携を設定する¶
外部連携実行を画面上の特定のアイテムへの操作(イベント)のタイミングで行うためには、外部連携で取得したデータと画面上のアイテムとの連携を、以下の手順で設定します。
「IM-BIS - フロー編集」画面を表示します。
外部連携を設定したいノードの「フォーム・デザイナ」画面を開きます。
画面の作成後、ツールバーの「アクション設定」をクリックします。
「アイテムイベント」をクリックします。
「通常イベント」の「追加」をクリックします。
外部連携の開始のトリガーに設定する画面アイテムを選択します。
外部連携の開始のトリガーに設定するイベントタイプを選択します。設定した画面アイテムによって、選択できるイベントタイプが異なります。
イベント種別 イベントタイプ 説明 通常イベント フォーカスイン 入力フィールドにフォーカスが合わせられたときに外部連携を実行します。 入力 入力フィールドの値が変更され、フォーカスが外れたときに外部連携を実行します。カレンダー選択により、選択日が反映されたときも同様です。クリック 入力フィールド、ボタン、アイコンをクリックしたとき、外部連携を実行します。 フォーカスアウト 入力フィールドからフォーカスが外れたときに外部連携を実行します。 特殊イベント アイコンクリック インポート インポートボタン用のイベントです。ボタンをクリックしたとき、外部連携を実行します。エクスポート エクスポートボタン用のイベントです。ボタンをクリックしたとき、外部連携を実行します。コラム
特殊イベントについて
特殊イベントとは、画面アイテムに特化した外部連携を実行するイベントです。一覧選択ダイアログを呼び出したり、入力情報とCSVファイルを連携するといった、通常イベントにはない外部連携を実行します。特殊イベントでは、選択できるデータソース定義やデータマッパーの構造など、一部に制限がある場合があります。コラム
テーブル系アイテム(画面アイテム「明細テーブル」、「グリッドテーブル」)と外部連携イベントについて
外部連携のイベントを利用してテーブル系アイテムのデータを扱う場合、トリガーとなるイベントの種類によって、外部連携のデータが反映できる範囲が変わります。
トリガーとなるイベントが対象のテーブル系アイテム以外(別に配置したボタンや文字列アイテムのクリックなど)の場合、外部連携で取得したデータはテーブルの列・行全体に反映されます。 トリガーとなるイベントが対象のテーブル系アイテムの列に対するイベント列のアイコンクリックなど)の場合、外部連携で取得したデータはイベントを発生させた行にのみ反映されます。イベントを発生させたアイテムのある行以外のデータは影響を受けません。トリガーとなるイベントと外部連携の反映先の両方がテーブル系アイテムであっても、同じテーブル系アイテムではなく、テーブル識別IDが異なる場合には、1.のケースとして扱います。そのため、外部連携で取得したデータは、反映先のテーブルの列・行全体に反映されます。「追加」をクリックします。
アクションから「外部連携」を選択します。
利用するデータソースを一覧から選択します。
左側のツリーから項目をクリックすると、マッピング対象の枠に追加されます。
右側のツリーから項目をクリックすると、マッピング対象の枠に追加されます。
「追加」をクリックします。
データマッピング情報が登録されます。
「データマッパー」画面の「レスポンス」をクリックします。
レスポンスについても、リクエストと同様の手順で設定します。
「保存」をクリックし、「×」ボタンで画面を閉じます。
アクション設定に追加されますので、必要に応じて説明を入力し、「確定」をクリックします。
「イベント設定」画面に戻り、「更新」をクリックします。「フォーム・デザイナ」画面に戻り、「更新」をクリックします。
コラム
「フォーム・デザイナ」画面から外部連携を設定した場合、フロー編集画面のアイコンが即座に反映されません。「IM-BIS - フロー編集」画面を再表示すると、アイコンに外部連携の状態が表示されます。