11.15. DocuWorks Content Filter のインストール方法¶
項目
11.15.1. DocuWorks Content Filter について¶
IM-ContentsSearch for Accel Platform 2016 Spring(Maxima) より、DocuWorks文書(拡張子 .xdw) および DocuWorksバインダー(拡張子 .xbd) ファイルに含まれるテキスト情報を全文検索対象に含めることが可能になりました。本項ではテキスト抽出処理を実現するために必要な DocuWorks Content Filter のインストール方法について記載します。コラム
DocuWorks は富士ゼロックス株式会社の商標です。本項における富士ゼロックス株式会社が提供するサービスやサイトの内容は、2016年4月時点の情報となっております。
11.15.1.1. DocuWorks とは¶
DocuWorks は富士ゼロックス株式会社が提供するドキュメントハンドリング・ソフトウェアです。2016年4月時点の最新バージョンは DocuWorks 8 (バージョン: 8.0.5) になります。詳細については下記「商品情報ページ - DocuWorks 8」を参照してください。
11.15.1.2. DocuWorks Content Filter とは¶
富士ゼロックス株式会社が提供する DocuWorks文書 および DocuWorksバインダー のファイル内に含まれるテキスト情報を抽出するためのライブラリです。
Windows版の DocuWorks Content Filter は DocuWorks 8 本体に同梱されています。DLL として提供されています。 Linux版の DocuWorks Content Filter は DocuWorks Content Filter for Linux 7.0 として提供されています。Linux形式の実行コマンド として提供されています。
11.15.1.3. ダウンロードについて¶
DocuWowks 8 および DocuWorks Content Filter for Linux 7.0 をダウンロードするには、富士ゼロックス株式会社が提供している「富士ゼロックスダイレクト」サイトにユーザー登録する必要があります。詳細については下記「富士ゼロックスダイレクト」ページを参照してください。
11.15.1.4. ライセンスについて¶
DocuWowks 8 および DocuWorks Content Filter for Linux 7.0 をご利用される際は、富士ゼロックス株式会社の使用許諾条件の準拠してください。
11.15.2. DocuWorks 8 (Windows環境の場合) のインストール¶
intra-mart Accel Platform をインストールするサーバOSに Windows を利用される場合、 DocuWorks Content Filter が同梱された DocuWorks 8 をインストールする必要があります。intra-mart Accel Platform が動作する全てのサーバにインストールする必要があります。
11.15.2.1. 検証済みバージョン¶
弊社では下記サーバOSにて動作を確認しております。
- Windows Server 2012 R2
コラム
DocuWorks 8 のリリースノートでは対応OSに Windows Server 2012 R2 は含まれておりませんが、DocuWorks Content Filter の動作については弊社にて動作検証を実施しております。DocuWorks Content Filter 以外の機能に関しては動作検証を実施していないため、リリースノート通りにサポート対象外となります。
11.15.2.2. DocuWorks 8 の入手¶
- 「富士ゼロックスダイレクト」サイトを表示してください。
- 「サービス一覧」->「DocuWorksサポート」->「ソフトウェアダウンロード」を選択してください。
- 「DocuWorks 8(体験版、アップデート)」を展開し、ご利用になられるOSの言語に合わせて「DocuWorks 8 日本語版 体験版 (64ビット)」または「DocuWorks 8 English Trial edition (64bit)」のいずれかを選択してください。
- 「注意事項」タブから注意事項の内容を確認してください。
- 「使用許諾条件」タブから使用許諾条件の内容を確認してください。
- 「概要」タブから下部にある「使用許諾条件に同意しダウンロード」ボタンを押下してください。
注意
「富士ゼロックスダイレクト」サイトを利用するには、事前にユーザー登録を行う必要があります。
11.15.2.3. DocuWorks 8 のインストール¶
製品に同梱されているリリースノートに記載された「インストールについて」を参考にインストールを実施してください。コラム
DocuWorks 8 のインストールには、Microsoft .NET Framework 3.5 がインストールされている必要があります。インストール手順の詳細については下記「Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 への .NET Framework 3.5 のインストール」ページを参照してください。上記のページには Windows Server 2012 R2 の記載はありませんが、同様の手順でインストール可能です。
11.15.3. DocuWorks Content Filter for Linux 7.0 (Linux環境の場合) のインストール¶
intra-mart Accel Platform をインストールするサーバOSに Linux (Red Hat Enterprise Linux) を利用される場合、 DocuWorks Content Filter for Linux 7.0 をインストールする必要があります。intra-mart Accel Platform が動作する全てのサーバにインストールする必要があります。
11.15.3.1. 検証済みバージョン¶
弊社では下記サーバOSにて動作を確認しております。
Red Hat Enterprise Linux 7.1
11.15.3.2. DocuWorks Content Filter for Linux 7.0 の入手¶
- 「富士ゼロックスダイレクト」サイトを表示してください。
- 「サービス一覧」->「DocuWorksサポート」->「ソフトウェアダウンロード」を選択してください。
- 「DocuWorks 8 関連 (関連モジュールほか)」を展開し、「DocuWorks Content Filter for Linux 7.0 日本語版/英語版」を選択してください。
- 「注意事項」タブから注意事項の内容を確認してください。
- 「使用許諾条件」タブから使用許諾条件の内容を確認してください。
- 「概要」タブから下部にある「使用許諾条件に同意しダウンロード」ボタンを押下してください。
注意
「富士ゼロックスダイレクト」サイトを利用するには、事前にユーザー登録を行う必要があります。
11.15.3.3. DocuWorks Content Filter for Linux 7.0 のインストール¶
製品に同梱されているリリースノートに記載された「インストールについて」を参考にインストールを実施してください。尚、弊社にて検証する際には yum install コマンドにて libstdc++.so.6 をインストールし、 linux_libstdc++6_rhel52 ディレクトリ配下の xdw2text を利用しております。コラム
インストール後、intra-mart Accel Platform を実行するユーザから有効な実行パス(/usr/local/bin など)に対して、コピーまたはシンボリックリンクを貼ることを推奨します。コピーまたはシンボリックリンクを貼ることにより、テキスト抽出設定(solr-extractor-config.xml)において実行ファイルのパス指定を変更する必要がなくなります。