8.1. 機能共通

8.1.1. IM-BIS で設定した管理グループは、 IM-Workflow の管理グループのメニューから変更しないでください。

  • IM-BIS で設定した管理グループを IM-Workflow の管理グループのメニューから変更しないでください。
    IM-Workflow の管理グループのメニューから設定を変更した場合、 IM-BIS が正しく動作しない可能性があります。

8.1.2. 外部連携(データソース)や採番ルールを削除した場合は、管理グループの管理対象を見直してください。

  • 管理グループの管理対象の中には他製品の情報を管理しているものもあり、管理元の情報が削除されても、管理グループから自動的に削除されません。
    外部連携(データソース)や採番ルールを削除した場合は、別途、管理グループ機能より管理対象を削除してください。
    ※削除しなかった場合は不要な情報として残るだけであり、製品の動作には特に問題ありません。

8.1.3. IM-BIS の「履歴設定」機能では、一部の画面アイテムは履歴取得の対象外となります。

  • IM-BIS の「履歴設定」機能では、設定が有効の場合に、処理時点のデータを参照することができますが、一部の画面アイテムについては、履歴情報を保持しません。
    該当の画面アイテムについては、履歴から参照した場合であっても最新の情報を表示します。
    【対象の画面アイテム】
    • インラインフレーム
    • 確認履歴表示
    • 案件情報表示
    • 添付ファイル表示
    • 処理履歴表示
    • フロー画像表示
    • 印影表示
    • 関数(表示タイプが参照の場合)
    • ファイルアップロード

8.1.4. 画面アイテムの表示タイプの設定によって、BAMや履歴に値が反映されない場合があります。

  • IM-BIS で作成したフォーム(画面)に配置した画面アイテムの表示タイプを「参照」とした上で、Webサービスなどを利用して値を変更しても、データベース上には反映されないため、BAM・履歴での収集データには含まれませんので、ご注意ください。

8.1.5. BIS定義に紐づいているデータを IM-Workflow や IM-FormaDesigner から変更を行うと、正常に動作しなくなる場合があります。

  • BIS定義に紐づいているフロー定義やフォームなどの IM-Workflow や IM-FormaDesigner に関係する定義ファイルは、 IM-BIS で管理しておりますので、 IM-Workflow や IM-FormaDesigner のメニューからの変更を行う場合は、各種ドキュメントに記載の操作以外は行わないでください。
    各種ドキュメントに記載のない操作を行うと、正常に動作しなくなる場合があります。

8.1.6. IM-BIS と IM-FormaDesigner 単体のアプリ開発を併用した運用を想定されている場合は、2013 Summer以前の環境からエクスポートしたBIS定義をインポートしないでください。

  • 2013 Autumn以降では、IM-BIS で作成したフォームが IM-FormaDesigner のアプリでも利用可能(フォームの再利用やテンプレートとして)になりましたが、
    IM-BIS では IM-FormaDesigner のもつアプリの管理権限機能を持っていないため、権限コントロールが行えません。(2013 Autumn以降で作成した定義であれば、アプリ作成管理者のみ参照可能です)
    2013 Summer以前の定義をインポートしたい場合は、対象の環境を2013 Autumn以降にアップグレードした後にエクスポート/インポートしてください。

8.1.7. 「履歴参照」画面のBAM情報はフローのアイコンをクリックする操作で確認することができません。

  • 「履歴参照」画面のBAM情報はフローのアイコンをクリックする操作で確認することができません。
    BAM情報を参照する場合は、「履歴参照」画面の「処理履歴」にあるBAMアイコンをクリックしてください。

8.1.8. 2014Spring以前のフローをインポートした場合、当該フローにサブフロー設定がある場合は、BAMデータが正しく収集されない場合があります。

  • BAMデータが収集されていない場合は、当該フローのフロー定義(IM-Workflow機能)のルート詳細のノード設定にて
    アクション動作処理を「標準から変更しない」に変更してください。

8.1.9. 2014Summerのアップデートを適用してもBAMデータが収集できない場合があります。

  • 2014Summerのアップデート(テナント環境セットアップ)により、サブフローを設定したフローにてBAMの収集ができない不具合が解消されます。
    2014Summerのアップデート時に実行中のワークフロー案件に対しては、この修正は適用されません。
    2014Summerのアップデート適用後から開始する案件についてはBAMが正常に収集できるようになります。