3. IM-BIS for Accel Platform 2014 Summer からの変更点
3.1. 機能
3.1.1. BIS定義作成機能
- フロー作成時の日付(開始日など)や画面アイテムの日付の入力時に、年・月をドロップダウンで選択できるようになりました。
- 関数アイテム(sum、avg、max、min)をグリッドテーブルへ対応しました。
- グリッドテーブルで行を削除するときに、確認メッセージを表示するための設定を追加しました。
- パフォーマンス向上の施策として以下の対応を行いました。
- データソース定義情報をキャッシュ化しました。
- 外部連携の設定をキャッシュ化しました。
- 外部連携のイベント時にimuiIndicatorを差し込むことで、処理中であることを画面に表示するようにしました。
- 案件終了のタイミングでテーブルへのデータの登録・更新・削除が実行できるようになりました。
- 外部連携の設定で、テーブルへのデータの登録・更新・削除が実行できるようになりました。
- 画面アイテムのイベント(フォーカスイン、クリックなど)をトリガに、以下のアクション処理をスクリプトを書かずに設定ができるようになりました。
- 各画面アイテムの入力可/不可の制御
- 各画面アイテムの表示/非表示の制御
- カスタムスクリプトの実行
- 外部連携 Office365_GoogleApps関連機能を削除しました。
3.2. システム要件
- サーバ要件
- 利用する intra-mart Accel Platform のサーバ要件に準じて変更になります。
- クライアント要件
- Google Chrome 35 → 39 に変更しました。
- Safari 7 → 7.1 に変更しました。
3.3. 検証済み環境
- サーバ要件
- Red Hat Enterprise Linux 7 を追加しました。
- 動作環境として JDK 8 を追加しました。
- クライアント要件
- Google Chrome 35 → 39 に変更しました。
- Safari 7 → 7.1 に変更しました。
3.4. 制限事項
- 追加された制限事項
- 画面アイテム「日付」「期間」にイベントタイプ「入力」で設定した外部連携が動作しません。
- 画面アイテム「日付」「期間」に外部連携を設定し、外部連携の実行後に該当のアイテムにフォーカスが当たってもカレンダーは表示されません。
- 画面アイテム「一覧選択」の外部連携で取得した値の他画面アイテムへの反映は、イベント発生のトリガとして設定できません。
- アクション設定「表示モード変換」「入力モード変換」による設定の変更は、特定のスマートフォンでは動作しません。
- アクション設定「入力モード変換」の位置調整は、複数画面アイテムが並んでいた場合や重なっていた場合に、表示位置がずれることがあります。
- IM-BIS の外部連携が設定されているBIS定義を別名登録した上で、外部連携を実行すると無限ループが発生する場合があります。
- データソース「シェアードDB更新系クエリ」をタスク(ノード)の後処理で設定することができるのは、アプリケーションサーバが「Resin」の場合のみとなります。
- IM-Workflow の「動的処理対象者設定機能」は、IM-BIS が導入されている環境で利用することはできません。
- 変更された制限事項
- IM-BIS で作成したフローのノードは、IM-Workflow のフロー定義機能で設定する必要があります。
- IM-BIS の外部連携で利用するデータソース定義の名称、パラメータ・フィールド名、フォーム名に使用できない文字があります。
- 削除された制限事項
- IM-BIS の外部連携でGoogleAppsのドライブからダウンロードできないファイルがあります。